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<元記事>
 「イトーヨーカ堂は上半期で2010年度以来の赤字決算となった。(中略)このような結果になったのは非常に残念だ」――。セブン&アイ・ホールディングスの村田紀敏社長は神妙な面持ちでこう語った。

 セブン&アイは10月8日、2015年度上半期(15年3~8月期)の決算を発表した。営業利益は過去最高を更新。一方で、同年度の通期業績見通しを下方修正した。過去最高益であることに変わりはないものの、これまで3730億円と予想していた営業利益を3670億円に減額した。この修正の主要因こそ、冒頭で村田社長が言及した総合スーパー・イトーヨーカ堂の不振にある。同社は当初、通期で100億円の営業利益を見込んでいたが、10億円へと大幅な悪化を見込む。

以下はこちら http://toyokeizai.net/articles/-/87684

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 セブンがコンビニ業界ひとり勝ち状態で、グループとして3000億円以上の営業利益が出る見込みならいいやん…と思いつつ、会社としてはそうもいかないんでしょうね。総合スーパー事業はイオン他の大手グループも軒並み赤字状態。
 記事にある、苦戦している中心の衣料品は、これだけ専門店が地方含めあちこちにできればわざわざスーパーには買いに行かないですよね。

 で、180店のうち40店閉鎖(西の方はそんなに数がないと思うけど)にくわえて、ついに独自路線から地場スーパーとの提携に方針転換。岡山だと天満屋ストアと組むみたいです。ちなみにイオンはすでにマルナカをがっちり取り込んでて、ここでも激しい競争が生まれそう。まあこれは、他勢力に取り込まれないように+生鮮食料品を中心とする品そろえのノウハウを得るためだと思いますが。