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<元記事>
 カナダ大会でW杯連覇を狙ったなでしこジャパンは、米国に屈し、12年ロンドン五輪に続いて準優勝に終わった。世界女王の座を再び獲得するために何が必要なのか。日本サッカーが目指すべきスタイルは何か。「なでしこ女王奪回へ」と題して、カナダでの激闘を検証する。

 前回大会のなでしこの優勝から、女子サッカーの潮流は変わった。ロングボールを放り込み、フィジカルを押し出すスタイルから、パスをつなぎながら守備を崩す。日本よりも体格に恵まれた欧米の強豪国がなでしこのサッカーを研究し、進化させてきた。「対応できる力を」と佐々木監督が言うように、並みいる列強の先を行くには基本戦術4―4―2だけでなく複数のオプションが必要となった。だが、試行の場が少なすぎた。

以下はこちら http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150707-00000084-spnannex-socc

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 たまたまこの記事を引用しましたが、なでしこJAPANのW杯準優勝、僕はよくやったと思います。W杯スタート時は何とか勝っていたのが、試合が進むにつれて内容が良くなっていったし、決勝戦も伏兵ではなく敗れた相手の米国が一枚上手だったということだろうし。

 その意味では、否定的な論調が強すぎる気がするんですよね。どうも日本人監督には非常に厳しい印象が…確かに決勝戦で普段と違うことをやってきたのは戦術ミスだったでしょうけど。戦術の引き出しを増やす前に、戦術を定着させる方向を選んだという考え方もできますし。

 むしろ不安材料は、今後世代交代がうまくいくかどうかですね。代表の最若手が22歳では、次のW杯の時は総入れ替えに近い状況も想定されるし、宮間のように前面にリーダーシップを出してチームを引っ張るタイプの選手が現れるかどうかも大きな課題。それでも、思うように結果が出ない人気先行の男子に比べれば僕は評価すべき点がたくさんあるように感じました。