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<元記事>
 2020年東京五輪・パラリンピック大会の主会場となる新国立競技場(東京都新宿区)の建設で、事業主体の日本スポーツ振興センター(JSC)は7日、計画を話し合う有識者会議を開き、総工費を2520億円とする案を報告し了承された。維持管理費として50年間で1046億円が必要になる見通しも判明。一方で、年間収支の黒字見込みは3800万円しかなく、実質的に毎年20億円程度の赤字となる恐れがある。

以下はこちら http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015070890071059.html

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 ここに書かれてる通り、この予算高騰って足元の材料費や人件費上昇によるものをはるかに超えてますよね。まるで予算修正が筋書きとしてあったかのよう。工期も現時点でギリギリなら、これより前倒しで完成はまずあり得ないと思うんで、きっと間に合わせるためにさらに工費は膨らむんでしょう。

 僕は東京への(正確には日本の東京以外への都市への)五輪誘致は賛成の立場だったけど、その前提として既存施設の最大限の有効活用があったはず。普通のスタジアムがいくつも作れるような予算をかけての作り直しは誰も想定してなかったんじゃないでしょうか。

 この設計に関わっているはずの安藤忠雄も微妙なコメントを事務所経由で発表してますよね。誰のせいでこうなったかうやむやなまま、都民しいては国民にだけ負担が乗っかってきそうです。