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<元記事>
 米アップルの定額制音楽配信サービス『Apple Music』が、日本時間7月1日午前0時よりスタートする(日本でのサービスは未発表)。5月に入ってからLINEの『LINE MUSIC』、エイベックスとサイバーエージェントによる『AWA(アワ)』がスタート、さらに電通デジタルが『Spotify』への投資を発表するなど、ついに日本にも定額制の音楽配信サービスの波が押し寄せようとしている。これまで1曲、1作品単位で購入していた音楽を、大量のライブラリのなかから自由に選んで聴けるサービスが台頭することで、ユーザーのリスニングスタイルが変わろうとしている。

以下はこちら http://www.oricon.co.jp/news/2055183/full/

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 定額制音楽サービスによって「売れないといけない音楽からより多くの人に聴いてもらえる音楽作りへの原点回帰が生まれる」ということをTKが言ってたようですが、僕は個人的には「音楽の週刊誌化」がますます進んでしまうと思うんですよね。ある意味「聞き流し」状態になって、少なくとも気に入った曲を手元に残そうという意識は減退すると思います。「ラジオ型」はもちろん「オンデマンド型」にしても。

 あと、最近LINE MUSICをダウンロードして曲を検索してみましたが、特に邦楽の収録曲にすごい偏りが。avexとソニーという2大主要レーベルが手を組んだことで期待したんだけど、逆にそれ以外の大手レーベルの主要アーチストの楽曲はかなり抜け落ちてます。またそれが、自分が一番聴きたいところだったりする…

 記事にある「音楽にじっくりと向き合うというよりは、その日の気分やシーンに合わせて自分で音楽をレコメンドして聴く」聴き方になれば、詞に深い意味があったりその人の経験を基に身を削るようにして作った曲って、おのずと受け入れられにくくなりますよね。これは音楽の聴き方だけの変化ではないんですよね。