<元記事>
 23日に告示された東京都知事選は新人16人が立候補を届け出て、2月9日の投開票に向けた論戦がスタートした。安倍政権の原発政策への是非を巡る有権者の判断が注目されるが、政党や党首が支援する主要4候補の告示日の演説内容を分析すると、原発については半分近い時間を使った候補から全く触れなかった候補まで大きな差が出た。都政課題についても掲げたテーマはさまざまで、選挙戦初日から力の置き方に違いが見えた。

以下はこちら http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140123-00000127-mai-pol

-------------------------------------------

 16人が立候補しているものの、実質は原発反対の細川護熙氏、推進の田母神俊雄氏、玉虫色の舛添要一氏の3人に絞られているようです。ドクター中松とか賑やかしの候補者もいますけどね。

 で、前々から疑問なんですが、都知事選の争点が原発ってどうなんでしょう。東京都には原発は一基もないわけだし、特に反対を唱えたわけで何ができるわけでもないし。本来なら国政選挙で信を問わなきゃいけないテーマじゃないんでしょうか。

 それに、都民の声を聞けば、電力需要が逼迫したり電気料金が上がるのなら原発稼働中止は困るというう声が大勢のはず。稼働によってリスクを伴うのは、原発が立地している周辺地方の人たちですからね。それを考えると、いくら細川氏に小泉純一郎氏の後ろ盾があったとしても、今回の選挙で手ごたえを感じられるかというと微妙な気がします。

 まあ田母神氏の主張は別の面で非常に危ないので、消去法で舛添氏が当選なんでしょうね。五輪成功など無難なテーマのコメントに終始してますし。首都のリーダーとしてはやや弱い気はするんだけど…