サカナクンへの手紙 | こびないブログ

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Co.Be.Naiバンドのメンバー

Ba & Vo : シカタダシオ
Gt & Cho : チュロシ
Gt & Cho : サカナクン
Dr : ホルモン青木

による"こびない"ブログです。

あ、俺昨日ブログ更新しなきゃだったわ…。
とつい先ほど気づき、どうしようかなぁととりあえずメールの下書きを見てみた。

すると、前回のライブ(2016年10月)でサカナクンに向けて書いた手紙の下書きを発見。

そういえば、バンドの持ち時間の関係で、実際には全てを読み上げていなかったなぁ、と思い出す。

そこで、今回のブログは、前回のライブのMC中にサカナクンへ向けて読んだ手紙のフルバージョンを載せる形にしてお茶を濁そうと思います。

アクセス数が最近すこぶる低迷中なので、恐らくバンドメンバーとバンドメンバーと癒着している一部の人たちの目にしか止まらないと思いますが、ここで公開させていただきたいと思います。

それでは、どうぞ!











サカナクン、誕生日おめでとう。
サカナクンと初めて会った時は、サカナクンが高校3年生の生徒で、僕がまだ大学1年生の塾講師という関係でしたね。
初めて授業を担当したときのことはよく覚えています。
授業開始時刻に10分遅刻してやってきたサカナクン。
白いダウンジャケットに、ダボダボのジーンズ、大仁田厚のような顔、口からはタバコのフレーバー。
…確実に不良だと思いました。

だからこそ、その後、同じ大学になり、同じバイトを始め、同じバンドを組むことになるなんて夢にも思いませんでした。

サカナクンは当時からずっと、素直で熱い性格でしたね。

飲み会の帰り道の出来事、覚えていますか?
僕が飲みすぎてフラフラ歩いていて看板に当たってしまった時、「おまえどこ見てんだよ!オッシーにぶつかってんじゃねーよ!」と看板にキレてくれましたね。
サカナクンの真っ直ぐで情熱的な性格が、一番よくない形で出てしまった瞬間でしたね。

新横浜での出来事、覚えていますか?
当時付き合っていた彼女のワガママを聞き、新横浜駅前をほふく前進で進んだことがありましたね。
…たぶんすごく悩んでいた時期だったんですね。気づいてあげられなくてごめん。

バンドメンバーでフェチについて話しているときの発言、覚えていますか?
チュロシは女性の脚が好きだと言い、ホルモン青木はお尻が好きだと言い、僕はおっぱいが好きだと言いました。
サカナクンは「あ、僕もおっぱいが好きです。大きければ大きいほど良いですよね」と、まだ少年のあどけなさが残る無邪気な笑顔で言いました。
あの時は、ホントに世界で一番馬鹿だと思いました。

そんな愛すべきサカナクンに、改めてお礼を言いたいことがあります。

僕が大学で留年を繰り返し、サカナクンが僕を追い抜いて卒業した時のことです。
普通にサカナクンに話しかけた僕に、「敬語使えよ、先輩だぞ。」と言いましたね。

あの時、今の時代は年功序列ではなく実力主義なんだと学びました。ありがとう…あ、ありがとうございました。

そして最後に、30歳の誕生日、おめでとう。
…あ、おめでとうございます。

おわり。

※名前の表記のみ改めています。