舞台は第二次世界大戦中のリトアニア、杉原さんは外交官として赴任していました。ユダヤ人の方々がナチスの迫害から逃れるために、日本を通過するためのビザを発給して欲しいと頼み、本来条件上とても難しかったのですが、大量のビザを発給し多くのユダヤ人を救うことができた！とざっくり言うとこのような内容です。
とても興味深かったのは、日本政府からはGOサインが出ていなかったのにもかかわらず自身で判断して発給していたところです。
組織の１人である人が決まりを破って勝手なことをしているわけです。普通に考えたらやってはいけないとこなのですが、結果的には称賛の声が凄いわけです。
時代背景や時間が経っているなど様々な理由もあると思いますが、決まり事をただ守っていればいい、問題ない、というものでもないのだと改めて感じました。