ライブの話したので次はカメラの話でも。

恥ずかしいことに、前書いた記事で「オートISOが1600までなのは不満」とか抜かしてしまったのだが、既に5年以上も前のモデルで高感度耐性もそれくらいなものなので、1600くらいが適正なのだろう。
本当ならα6300くらいが欲しいのだが、とりあえず一通りレンズを揃えてからの話かな。いつになるんだろう。
ソニーのAPS-C機、6000と6300の差は4K動画と言われているが、6300は無音シャッター切れるのでライブとかでももう少し自由に撮影できるんだろう。

ライブの撮影というのは暗所で動きがあるという条件で、シャッター音消せるスマホや(大型センサでは無い)コンデジだと厳しく、かといって一眼でシャッター音を消すというのは機種も限られてくる
個人としては撮影のタイミング(音量有るときに撮るとか)さえわきまえればシャッター音を消すことに拘る必要はないと思ってるので昨年の「弾きっぱなし」でも開演前に前説で「シャッター音は消す必要なし」「音量鳴ってるところとかタイミング見て撮りゃいい」くらいのことを告げました。(出演者全員の同意を取った上で)
ただ、シャッター切ってばかりじゃなくて、肉眼でライブを楽しんで欲しいということも。
カメラやり始めの頃はシャッター切ってばかりだったんですが、最近は切る回数減らして「打率を上げる」ことを意識してるのかも。
「シャッター音は絶対に切るべき」という声もあるでしょうし意見も分かれるところかな。

 

 

5月・都内からの帰り。関越・高坂SAに23時過ぎに着いて少し休んだつもりで目が覚めたら午前3時半。土曜日だったからよかったものの、そこから車を走らせて「道の駅めぬま」で午前4時過ぎ。雲の流れを撮りたかったので露光時間を稼ぐためにFを18まで絞って60秒。

 

これも5月・日付を見ると翌週に迫ったスキマ産業ワンマンのリハ終わって23時過ぎの特急で帰ってきたあと、駅の南側で撮った1枚。当然空は普通に夜なのだが、長時間露光はこういうのが取れるから面白い。

 

足利競馬場跡の公園から。人も去りはじめる夕刻。

 

こんな感じで空の写真ばかり撮っていたので自分に必要なのは望遠よりも広角なのだろう。

そんな風に思っていたらカメラのキタムラネット中古で元日にEマウントの10-18mmが入庫。中古市場に並ぶのはレアなので速攻でポチる。

前日に地元の電気屋に置いてなかったので「レンズ買うなら都内かー」と諦めていたところの吉報。中古ではあるが予定より安価で手に入る。捨てる神有れば拾う神あり。

 

 

ところで、一眼のNEX-7とは別に、カシオのコンデジEX-ZR1800という機種も秋に投入している。
よく「スマホの性能が上がったのでコンデジは要らない」とか「iPhoneが有れば他にカメラ要らない」という声が聞こえているが、コンデジのアドバンテージは「撮りたいと思ったときに電源から片手で行ける即時性」だと思っているので存在意義は有る。
実際スマホのカメラって片手でカメラ起動して撮影まで行くのは面倒なので、このカシオ機は「撮影が主目的」でない場合のカメラとして重宝している。
で、センサーが小さいということはズームが利くということなので、これを使って元日のスーパームーンを撮ってきた。



450mmまでは光学、ここから900mmまではプレミアムズーム、さらにそこからデジタルズームで換算1800mmまで寄れる。
プレミアムズームというのは「高速連写で合成することにより劣化を抑える」というもの。よく分からないが計算機屋であるCASIOらしい発想、力技だ。
なおスーパームーンであることは帰宅後に知った。

 

なお、人の写真も撮るが、ポトレ用の単焦点を投入したらもう一度ちゃんと撮りたいところ。

とりあえず控えめに。

大理石村ロックハート城、19世紀にイギリスで建てられた城を1987年から6年かけて移築したもの。というわけで「本物の城」である。

 

こんな感じで昨年撮ったものを少し出してみた。
「撮影に行く」というのは「何かのついで」だと何かと気分が乗らないので、今年は「撮影が目的」という理由でもう少し脚を伸ばすことにする。
 

弾きっぱなし3本場雑感、ラストです。

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18.十二月の午後、河原で僕は夏の風景を思い出していた(Am)
3rdはセッション枠、と言っても最初は穂積さんと2人で。彼女はナレーターという顔も持っているので今回是非そちらの姿もご紹介したいと思って、ZABADAKのインストに朗読を乗っけてもらいました。
先ほどの「七色の空を」のところでも書いたんですが「歌い手(ここでは読み手)にタイミングを投げる」ということをやりたがっているのだと思う。
朗読の内容を見つつ、事前に「曲の入りでこのあたりを読んでる」というのを1点だけ決めて、あとは全てタイミングはステージ上の風任せ。
いやはや麗しゅうステージでありました。本音を言うと、全編こういう形式でイベントを組んでみたいのだが乗っかってくれる人が果たして居るかどうか。

 


19.オラはにんきもの(Ab)
この格調高い空気を一気に持っていく展開。穂積さんと入れ替わるようにやっしーが現れ、次いで現れたのが、


あまり多くは語りません。このまま一気に駆け抜ける。毎度ながらお見事。


20.Moonlight Shadow(E)
クレしんやった後にMike Oldfieldやるイベントは世界探してもここだけだろうよ
やはりザバやってるとこの人の名前が出てくるのも自然。自枠ではマジ天使だったAYUMIさんも英詩でかっこいい。守備範囲の広さを思い知る。
で、Vo+鍵盤+ギター2人で4人という構成も弾きっぱなし初。というか出演者にギター2人居ること自体初。
この曲に限らず、洋楽のカバーは少ないパターンで回していく曲が目立つ。AメロBメロサビとか言ってるのは日本くらいなもので。



21.ラジオ・ステーション(F)
キーはFとしたがそこを中心として色々揺れ動く不思議な曲。モアザンワーズの様に「色々なキーに突如動く」感じでもなく、またそれが自分を惹きつけて止まず。
6分ある曲ですがイントロ30秒過ぎると間奏なしで最後まで歌が続いて、後奏も歌が伸びた状態で終わるという、ボーカルにとっては息を抜けず。
MCでは「近年の」と言いましたが、ZABADAK全体を通しても1曲だけ選べと言ったらこの曲。初めて聴いたときの重厚さに出だしのテンポが取れなかった感覚は現在以て衝撃として記憶している。
今回初めてカバーすることになってちゃんと弾いてみて、響きの美しさ・進行のカラクリとか、もう「良い」としか出てこない。あまりによかったのでこの1週間後にソロ弾き語りで歌いました。
ここでは「男の時間」ということで、こばひ(Pf)・しんしゃん(Ag+Vo)・やっしー(Eg)の3人で。この編成で出来るか分かりませんが何度でもやりたい。

 

22.to the beginning(Ebm,Cm,Am,F#m,Em)
男子2名が引いてここからは女の時間、いゆ・槙野・AYUMIの女子3名登場。
前記事のM-10で「この曲が梶浦氏の曲とも思えず」と書いたんですが、どうしても梶浦曲というと「キーが何個出てくるんだよオィ」という印象があって、それを植え付けられたのはきっとこの曲なんだと思うw
演奏自体は幾度となくやってるんですが常に「普通だったらちょっとタイヘン」くらいの感覚で引き締めていかないとならん曲であります。
女子3人揃うとKalafinaやりたいという人がこの界隈多いので(自分も弾きたいクチですが)、歌う方もちゃんとパートを作ってくる。いい仕事しております。
後々知ったことですが、Kalafinaをピアノだけでやるというのは結構物好きの範疇とのこと。だがKalafinaバンドに誘われてもちゃんと周囲に合わせられる自信が無いw

何があったんだっけこれw

 


23.My Only Place(Cm)
3人組の曲をやったかと思いきや次は4人組。ただ流石にステージ上で4人+鍵盤は無理なので、槙野さん残って穂積さん・むっちゃんの女子3名でスフィアの1曲。
これはなかなか難航しました。というか本番でも最初テンポ取り違ってたのはユルセ、えぇユルセ。
ここのところ「考えているテンポより実はだいぶ早い」=「自分のテンポがだいぶ遅い」というケースが増えている。
ソロならとにかく1人でやってる訳ではないので大事にしたいところ。
余談だが、スフィアという名前を見るたびに「けいおん!から随分時間経ったなー。美菜子は高校生だったんだよなー」とか。



24.Deep in Abyss(F#m)
今年最も話題になったアニメの一つで、他の方のライブでも何度か聴いたような気がするんですが、ここは最終盤で。メンバーは槙野さんといゆ先輩の2名。
進行の話になるが、本来はマイナーであるVI度をメジャーで突っ込んでIV・Vと回すことで、F#mを中心にF#majをチラつかせながらサビでガツーンとIV度のDで入る。
これによって元のキーであるF#mを主張する流れなのだが文字で書いても楽しくないので聴いてかっこいいと思えばそれで良いってことよ。こんなことは弾いてる側だけ考えていれば済む。
それにしても初コンビだと思えない2人であった。オタクは色々通じ合ってるモノなのだよ、えぇ(失礼)



25.太陽がまた輝くとき(Em→F#mに移調)
メンバーは松崎むっちゃん・しんしゃんで11/4に13回忌を迎えた高橋ひろさんの名曲をラス前に配した。
ライブ前日というタイミングで幽遊白書の新作アニメ制作が発表され、「初恋は飛影」と公言して止まない松崎睦美さん大騒ぎ。
しんしゃんも以前この曲をやったことがあるということですんなりと確定。MCでも言いましたが90年代アニメソングの金字塔だと思います。アニメソングとわざわざ言うのも失礼なくらい。
メロディの美しさに当時高校生の自分もアニメの内容そっちのけで夢中になった記憶。事ある毎に言ってる「内容知らないんだけど曲はいい」ということはこの当時から発生していたのだろう。



26.Tears(G)
最後はZABADAK本家でも大合唱になるこの曲を出演者全員で。
ラストに持ってきたものの、知ってる人だけが歌うような流れになったらどうしようと思っていたのだが、思えばリハの時、非ザバ派のやっしーが弾き始めて、なし崩し的にそこに居た全員が弾き始め、歌い始めたんだった。
この曲にはそういう力があるとは思っていたが、そういう展開になったのは素直に嬉しかった。ステージ上も、そしてステージ下にも出演者に出てきてもらい、そして歌詞を客席に配布し、全員で。
歌は力ですね。


ENCORE.ベイの星を落とせ[仮](Cm)
アンコール、そして久しぶりに新曲。セリーグ連覇を成し遂げながら33年振りの日本一への挑戦権さえ得られなかった無念さ悔しさ情けなさをもってほぼ1日で作った曲。
とは言っても詞は少し冷静になってから「結局次のシーズン始まるまではー」という気持ちで。
FBで「そんな曲を作ったんだけど12/17にやれんのかなー、8分あるでー」と軽い気持ちで言ってみたら、どんな曲かも知らないのにAYUMIさんが名乗り出てきた。勇者である。天使で勇者とかこれだけで萌えアニメ作れる
タイトルは最後まで決まらず、曲作った経緯を元に仮タイトルとしてこれにした。ZABADAKのPACOだってリリース前は「パルケ・エスパーニャ」、収穫祭も「川踊り」というタイトルでライブやってたし、何もおかしいことは無い。
お客さんの1人が「こんな曲聴けるならカープはまた負けてもいい」というようなことをアンケートに書いておられたが、手応えあったかな。野球はとにかく。


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以上が全曲雑感です。
人の入れ替わりが多く、それを加味した時間設定だったので丁度良く一杯の時間で収まりました。

MCでは言えなかったんですが、前回からの1年半の間に新たに出会った方もいれば、遠くに行ってしまった方もいます。
具体的な名前は避けますが、命は待ってくれないもので、と考えた1年半だったように思います。個人としては、まだ急ぐ頃合いでも無いのかも知れないんですが、ライブはそこそこに、また曲を書いて音源作りまでたどり着ければ、、という1年にしたいと思っています。

 

ちょっと前のことになりましたが、共演者の皆様・ご来場いただいたお客さん・気に掛けて下さった方々も、ありがとうございました。


<セットリスト>
-1st.-
1.時の汽車
2.Lost Area
3.モアザンワーズ
4.GAIA
5.錦糸町の女
6.山手線の歌
7.八高線の歌
8.愛の三人組
9.晩夏

-2nd.-
10.あんなに一緒だったのに
11.七色の空を
12.残酷な天使のテーゼ
13.ハルモニア
14.マーブル・スカイ
15.真珠になりたい
16.月と金星
17.それぞれの明日へ

-3rd.-
18.十二月の午後、河
原で僕は夏の風景を思い出していた
19.オラはにんきもの
20.Moonlight Shadow
21.ラジオ・ステーション
22.to the beginning 
23.My Only Place
24.deep in abyss
25.太陽がまた輝くとき
26.Tears

-Encore-
EN-1.ベイの星を落とせ(仮)

 

弾きっぱなし3本場、雑感続きです。

なおMCでも言いましたが「3本場」というタイトルは麻雀で「親が連荘して3本場くらいになってくると『そろそろコイツ止めないと』、という空気が流れてきて雲行きが怪しくなってくる感じ」を表しています。これは後付けではなく前から考えていたことをお伝えしておこう。

 

10.あんなに一緒だったのに(Em)
いゆと花子登場、2ndはガンダムからスタート。単純なんだけどそれ故に弾いてるとパワーを使う。
配布用のセトリには必ず「リリース年」「作詞・作曲者名」を入れるようにしているのだが、
失礼を承知で言うとこの曲が梶浦氏の曲とも思えずに複数のソースを当たったw(どういう意味かはお察し下さいなど)
しかし、いゆ先輩と松崎むっちゃんの息の合いっぷりは素晴らしい。


11.七色の空を(Eb)
ARIAのOVAのオープニングで流れる曲で間を空けずにガラリと空気の入れ換え。この3週間前にも幻月堂ワンマンで弾いてる曲で、それ以外にもやったことがある。
ボーカルには難度の高い曲だと思うのだが、何しろ弾いていて気持ちよすぎるのだ。弾く方としても歌い出しは完全にボーカルのタイミングに投げている。
いゆ先輩の出演が決まったとき、この曲は絶対合うだろうなーと思っていたが、さすが見込んだだけあった(迫真)
今回はソロでお願いしたんですが、幻月でやったときの下ハモもまた気持ちよかったので、いゆ花で再びやることがあったら、松崎下ハモで是非。たまんねぇです、何度やっても。


12.残酷な天使のテーゼ(Cm)
プルーミースカイでやってたジャズアレンジ。今回はここに槙野さんのハモが乗っかってよりエレガントに仕上がりました。
この数日前に「ミサトさん29歳が中学生シンジに性的なアプローチを~」というツイートがバズっていてなんとなくバツが悪い気がしていた。始まっちゃえばそんなこと関係ないけどw
Cm(Eb)というキーは個人的に弾きやすいキーですが、ギターの人には嫌われるポジションでも。
ただこれを突然Amで弾いてくれと言われるとちょっと腰が引けるかも。調号の数の差が難易度の決定的な差ではないことを教えてやる
それにしてもこの曲も間もなく四半世紀前の曲になっちまう訳で、そりゃ歳も食うってもんだ。


13.ハルモニア(C)
いゆ花枠ラストはいゆ先輩が持ってきたNARUTOのED曲。すげー爽やかなんですがこの曲に出てくるC/Fというコード、普段はF/Cというのがよく出てくるので一瞬固まる。というか本番でもやらかしてるw
鍵盤弾きの方、分母と分子が核融合起こしてこっちに襲いかかってくることありません?ありません?
リハでは本当に一番最後くらいに仕上がった曲で、いゆ花2人も初めて合わせるのだと思いますが、そこは勝手知ったる仲。
しっかし原曲がこれくらいのテンポの素直な8ビートは油断してると音が薄くなる。意外と気が抜けない。



14.マーブル・スカイ(A,C)
昨年のZABADAKカバー大会で知り合ったらいらっく枠、ということはここからザバ濃度が上がっていく。まずはしんしゃん&こばひっで1曲。
曲決まったときには「いやー、良い曲だよねー」くらいにしか思ってなかったんですが、いざリハでやる段になって自分も歌わなければいけないコトになって突如緊張感アップ。
しかしそこは聞き込んでいる回数の違いだろうか、上ハモの高さ以外は何とかなった、、ということにしておく。ついでに口笛も。


15.真珠になりたい(C)
続いて槙野さんと2人で。このイベントで一番早く決まったのがこれ。
高校の時、10km強くらい離れた友人宅に自転車で乗り付けてこの曲聞くために悠久幻想曲やってた、というくらいの想い出の1曲。20年経って念願のカバー。
原曲を聴きながら「こんな乙女な歌詞書いて歌を歌う人が『あ~いま~い3センチ』とか書いてるんだもんなー」とかしみじみ思ってた。
単純に2コーラスフルで回して終わりというシンプルな曲ではあるんですが、
1番の1回し目だけがタム回しにスネア16分音符1つ分ズラしてる箇所とかあったりして高校生当時の自分にとってもツボだったのを覚えている。勿論、演奏にもそれを意識することに。


16.月と金星(F)
本人曰く「ZABADAK史上最も肺活量が必要」な曲。ここから2曲はらいらっく2名で。
ピアノとギターでコードの意見が分かれて結局2人で違うコードを弾いている箇所があったんですが「構成はほぼ一緒だしー」ということでそのまま。
しかしコードネームだけ抜き取ればそこまでおかしくはないのだが、その並べ方がまさに吉良知彦なんだなーと噛み締めつつ音を取ってました。
しんしゃんの突き抜けるボーカルが耳を惹く。

 

 

17.それぞれの明日へ(F)
各出演者枠のシメ。ザバ→悠久→ザバと来て最後は悠久シリーズの最後を飾る曲。ここで穂積さん登場でステージ上は4人に。
楽器2人で歌3人(しんしゃんはギターボーカル兼任)で厚みのある1曲となりました。
原曲では最後に出演者の声優さん全員が挨拶してるんですが、流石にそこでネタを仕込む流れにはならずw

 

そして穂積さんネコ耳。

 

*その3へ続く

2018年が明けました。今年もよろしくお願いします。

ここは放置気味というかズバリ放置だったので少しブログの記事を増やそうと思います。

 

昨年12/17に「こばひっさん弾きっぱなし 3本場」というタイヘンなイベントやってたので、各曲雑感を交えてツラツラと。

 

7/23、AYUMIさんと野方で一緒にやったあと、この日一緒だった松崎むっちゃんと「弾きっぱなし」の話が出たので、野方の店長くらちに「とりあえず人が集まったら連絡する」と言ってその日は終わって、帰りの電車の中でめぼしい所に片っ端から声を掛けていった。

そしたらその夜のうちに全員からOKが出て「こうなりゃ勢いだ」ということで日程確定。

初回から2回目、そして今回と概ね1年半間隔で来ています。

 

過去2回は「自分の所属グループを集めて」ということだったのだが、今回はそこに拘らない構成にしたので、今回初コンビというところも有り、今までと全く勝手の違う立ち上がり。

結果、iwoo野方は大入り満員といっていいくらいの方々に来て頂きました。多謝。

 

<出演>

こばひっ

Aquarism(AYUMI)

cat☆trick(穂積知佳/やっしー)

いゆと花子(iyu/松崎睦美)

らいらっく(しんしゃん/槙野明)

 

全曲、軽く流してみていこうかと。

各曲にキーを表記したのは、

この翌週共演したotosanoさんの影響です、えぇ。

 

1.時の汽車(Dm)
Aquarism・AYUMIさんをトップに据え、来年の夏で没後10年となる河井英里さんの曲からスタート。
実は一度だけ野方でキー変えてピアノ弾き語りをやったことあるんですが黒歴史。
ちゃんとしたボーカルさんでリターンマッチ成立。
ライブではなくても聞き込んでいる曲であるものの、自分の中で「河井英里」という人の存在感は今も昔も変わるものではないので、心して掛かるという意味で1曲目とした。


2.Lost Area(Ebm)
いつぞやの幻月堂企画で、この曲で昭乃さん大好きさゆりさんと事前合わせ一切無しのアンコールをやったことがある。他メンバーにも知らせず。
見ていたコード譜は確かその時さゆりさんが作ってきたものなんですが、ちゃんと「B」というコードはEbmというキーを遵守して「Cb」と表記されていて油断ならんw
口にはしなかったが、頭の2曲でこのイベントの掴みとする意図は果たされた、ということにしておく。見事。


3.モアザンワーズ(Cm,Bbm,Fm,Bm,C#m)
現れるキーの種類を見ても今までやった曲の中でも屈指の難易度を誇る1曲。
キーの種類もさることながら、そのコードチェンジの物量は歴代最大級。
二人で「これは互いが自己中を働いて最後にエイヤッと合わせる曲だ」ということで同意が取れる。
こういう動きが大変な曲はコードと一緒に連続的な手の動きを記憶するのがいい。
何しろこの難曲の最中譜面が落下してラストに向けては完全ブラインド状態での演奏となったのだが止まらずにいきました。流石に肝を冷やしたぜあれ。
行ったと言い難いところもあるが、リベンジの機会は果たしてあるのだろうか?

歌も本当に「覚える」に尽きる一曲であろう。小節数と曖昧な記憶によるタイミングだけで言葉を載せるのは無理。こんな曲を歌えたら気持ちいいんだろうなー


4.GAIA(C,Eb)
FFボーカルアレンジからの1曲。しんしゃんギターもって参戦。
ライブ中何度もAYUMIさんのことを天使だ天使だと言ってきましたが、この曲でマジ完全体でしょう。
FF初代からということで原曲からは既に30年経っているわけですが、アレンジによって曲はどんなようにも生きる好例。幻月堂でRonfaureをやったことがあるのでこれで2曲目。


5.錦糸町の女(C#m)
そんな天使がステージから去りここからはcat☆trick(=猫だまし)の時間、まずはやっしーの総武線シリーズから。
ド演歌なのだが参考オケ聞いたときは少々メタルっ気も感じるヤンチャな曲。
「有馬記念」は大丈夫なんだけど、その次に出てくる「丸井の前で待ってます~」でどうしても吹く


6.山手線の歌(F)
穂積さん登壇、客席からサイリウムの光。こんなライブで弾くことはなかったのでアイドルのサポート気分。
なお山手線ということでグリーンを用意して客席に配っていた模様。いい色でした。
ライトセーバーの技術を平和利用している、ということにしておく。
穂積さんが山手線の駅を曲に合わせて言っていく一周ゲームはコケそうになったが成功。
なお成功時と失敗時でやっしーの台詞が変わる。(トリオンプでは失敗してる)


7.八高線の歌(Eb)
ここで前回に引き続き出演の松崎むっちゃんを投入。
終演後のアンケートでもこの曲のインパクトは大きかったようで。北関東民としても外せなかったw
小難しい言葉並べるよりも、やっぱこういうのがいいよなー。
(はちこーせんはちこーせんはちこーせんはちこーせんはちこーせん)


8.愛の3人組(Gm)
ナディアの曲だという。何やら穂積さんが解説を練ってきたようだが、どうやら登場人物の並びが、自分とねこだまし並べた3人と酷似しているのだとか。
ここまではアレンジの融通が利いたが、この曲の方はそのままでは難しくリズムトラックを投入。
自分が歌うところが2箇所あったんですが軽く手の方は放棄しました。修行が足りぬ、スマヌ。

 

9.晩夏(Em,Am,Dm)
cat☆trickが去り1st最後は拙作のオリジナル。オリジナル曲は演奏されてナンボだと思っているので、季節を冠したところで季節限定にする道理はないと思っている。
ここに至るまでが熱かったので、一旦仕切り直しの意味も込めて。

 

 

*その2へ続く

まーた1年経ってるしw
少しくらいはちゃんと書こう。
さてどれくらい続くかなー

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実を言うと
ライブでよくピアノ弾いてるこばひっさんでしたが、
この夏まで自宅にピアノがありませんでした(ぁ
それでも騙し騙し弾いてましたが、88鍵をそろそろ入れなきゃアカンだろう、ということで、


KORG SV-1 88であります。

都内スタジオではRolandのFP-4、YAMAHAのCP40をよく弾くんですが、敢えてそこは外す。
アンコール渋谷さんでこれを借りて1ステージやったんですが、なんというかこの風貌にやる気を刺激されるというか。

#そのアンコール渋谷さんは2017年限りで閉店、寂しい。

サウンドハウスで、何故か73鍵モデルより安い値段が設定されていたのだが深くは突っ込まない方向で。
実はこれを買う直前にKORGから上位の「GrandStage」がリリースされて、2009年リリースのSV-1は(価格帯が違うとはいえ)ディスコンにならぬだろうか、と一抹の不安を覚えていたのだが杞憂であった。


ディスプレーなんてモノはなく全てダイヤル操作という漢仕様。しかも今時電源はトグルスイッチ。
パラメーター数はシンプルに、そしてそれらにダイレクトにアクセスできる仕様は、プレイの際には何も考えずにとりあえず音を出したい自分に合ってる。
どうしても、階層潜っていってその値を弄る……とやっていたらその間に雑念が割り込んでくるもので。


KORG社と言えば真空管。
けいおん!でムギちゃんが使ってるあの青く光るアレもソレです。
今や楽器を外れて真空管単体をも売ってるような会社。
https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1020632.html


そんなこんなでスタジオに入って個人練習、ということをあんまりやらなくなりましたが、弾きたいときに弾けるっていいっすね!


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来週末にライブやります。


自分含めて出演者8名、自分が出っぱなしで残り7人が入れ替わり立ち替わり。
この人達を3時間相手し続けます。
過去2回は「自分が所属しているユニット」を出していたんですが、今回はその縛りを外しました。
よって今回のライブは、普段組んでいない人とのオールセッションライブになります。
何が起こるんでしょうか。とりあえずリハでは佳き手応えでありますが、さて、さて。

 

*こばひっさん弾きっぱなし 3本場*

12/17(日)

LiveStage Iwoo NOGATA(西武新宿線・野方駅南口すぐ)

Open17:30/Start17:50

¥2,000+1Drink

 

<出演>

須賀博司(Pf)

Aquarism(Vo.AYUMI)

cat☆trick(Vo.穂積知佳/Gt.やっしー)

いゆと花子(Vo.iyu/Vo.松崎睦美)

らいらっく(Vo.槙野明/Gt.しんしゃん)