GTE(PHEV)やっと出たマン | Into the Sky —A compass for my life—

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パサバリ天国 Phase2。
クリエイティブに生きること。

ひょんな事からVWパサバリから僅か2年でオールトラックに乗り換え。
カーライフ中心ですが、日々のセレンディピティをどんどん語り尽くしましょう的ブログです。

こんにちはー


パサートにやっとGTEが登場しました。

登場しましたが、いろんな諸事情で、日本での玉は非常に少ないらいしです。



なので、おそらく、展示される販売店も非常に少ないと思われます。


パサートのマイチェンですが、

B8モデルを1.0とし、フルモデルチェンジ(B9)への変化を2.0とした時、昨年登場した、1.5TSI Evoと2.0TDI、オールトラック群は1.55といったところ。


メルセデスなどは、感覚的に1.7くらいの変化をつけてますので、かなり大人しめというところが正直なところです。


安全支援系やステアリングスイッチ系、LEDマトリクスや、可変ダンパーの進化、7速DSGへの変化など、パワートレイン含めてよく仕上げてきたなぁと

1.5を超えたというところで、かろうじて及第点かなぁと個人的に評価してます。


ただ、やはり、外面は思いっきり保守志向の変更しかてを加えておらず、そこが面白みの無さではありましたよね。




因みに、、フロントグリル部分にチャージ開口部を設けているのは、やはり内燃モデルのボディをそっくり居抜き活用したっていう表れですので、そこもVWのPHEV思想が見え隠れしちゃいます。


それでは

GTE(PHEV)はどうか。


ところで、日本ではもともと、先代のパサートGTEも、はまる方のゾーンがとても狭いポジションでした。


モーター特性を生かした出力はとても高いですが、ではその加速性能が欲しいなら、このモデルしかないのかというとそんな事も無いし、さして航続距離が良いわけでもない。


さらに、日本では良いと思っても、充電設備を家に置けないなどの理由から候補にすらあがらない方も多いです。

どうしても、PHEVでこの車を選ぶ理由があるかと問われると、うーんと頭を傾げる方が多いのも事実。


ただ、私もそうですが、このパサートの外見が気に入り、PHEVとしてのライフスタイルにハマる方には、パサートの実用性の高さも後押しして非常に満足度の高い車になるケースもあるのです。



で、もう一度、今回のFLの点数化を行うとすると、

最初のがガソリン、ディーゼルモデルが1.55としたのに対し、このGTEモデルの場合、1.33かなぁと(あくまで個人的な評価です)


超サマリーですが、


・ほぼPHEV開発終了ですね


・あーぁ6速DSG・・・


・目新しさなし


の3つですかねぇ


結局、BEVに大きく舵を切った時に、このGTEの開発は最小限になってしまったようです。


ポジティブ面は、

バッテリー容量増えて、プログラムの味付けは改善し、チャージ機能も賢くなった。


でもねぇパワートレイン全く変えてないわけで、もうくそ面白くないなぁと。


何せ、7速にせぇという訳では無いが、その選択を捨てたのは、開発凍結を意味してますよね。


五味さんも触れてますが、この価格レンジに見合うものをどうも出せてないです。


VGJも苦しい選択なんでしょう。


ただ悪くない部分もそれなりにあるので、そこにその価値を見出せた方のみ買いかと。


アディオス!