義父の入退院が何度か繰り返され。
退院するとまた隠れて呑んでいた義父。

肝炎から肝臓がんになり、自分でも最期が近いと分かっていた…

仕事尽くめで、家族の為に懸命に働いて。
やっと定年になりこれから余生を楽しんで欲しかったな。

義母は、その頃は私に向けるのと同じ、冷ややかな目で義父を見る様になった。
キンキン声で怒鳴りまくり、義父が怒りだすと私にするのと同じ「プイっ」て顔をして義父を完全シカト。

旦那と義妹は、酒を飲む義父が悪いと義母の肩ばかりを持つから余計に義母もそんな態度を当たり前の様に義父にしていた。

あの顔とキンキン声。ぞっとする。

義父が入院中、私が一人でお見舞いに行った時。
「○○、お前が離婚したかったらお父さんがサインするから、この家にはもうお前の味方をする人間がいなくなる。お父さんがちゃんと後始末をするから、区役所に行って用紙をもらって来なさい。」と言った。
突然だったし、義父にこんなに心配かけて最期を迎える訳にはいかない。
私は「お父さん、私は大丈夫だよ。離婚なんてしないから心配しないで…」と言った。

義父は「本当にすまない、お母さんを許してやってくれ」と言うと私に背を向け泣いていた。

お父さん、ごめんね。私、やっぱり許せないや。

いま、義母は何もなかったかの様に、手のひらを返した様に媚びてくる。
それがまたぞっとする。
80歳を超え、どんどん弱くなって来ている。

でもね、お父さん。
どうしても許せない。大嫌い。顔も見たくない。
声も聞きたくない。

やった方は忘れても、やられた方は一生忘れない。

こんな気持ちで今後同居なんて出来るのだろうか…

上手く行く訳がない。
私は一生許さないんだから。