【タイ映画顧録(02)】ペットターイ・ウォンカムラオ

「ペットターイ・ウォンカムラオ」は、別名「マム・ジョクモック」と言う芸人である。

芸人で俳優で映画監督なので、『タイのビートたけし』と言われる由縁？と言われている。

彼を一役有名にしたのは、勿論『マッハ!!!!!!!!』（2003年）での主演「トニー・ジャー」を脇で支える助演としての活躍であるが、『キラー・タトゥー』（2001年）のDVDの特典映像を観ると原点とされる作品は（タイ国内では）こっちの気がする。

日本では、『マッハ!!!!!!!』ブームの後のタイ映画が注目された時期の「トニー・ジャー」バブルの最中に「トニー・ジャー」&「ペットターイ・ウォンカムラオ」ってことで『ダブルマックス』（2004年）も公開された。

因みに、続編のタイトルは『アルティメット・エージェント』（2007年）でタイ式シネマ★パラダイス@シネマート六本木（2008年）にて劇場公開された。いい時代であった。

そういえば、“ベトナム戦争中に米軍の財宝を奪う”『バトル7』には、“太平洋戦争中に日本軍の忍者部隊と戦う”続編『7 ประจัญบาน 2（原題）』が存在するがは日本未公開である。何故だろう？

「ペットターイ・ウォンカムラオ」と「大関正義」との共演は、次回（予定）