JMeterを使ってみる④結構使う設定エレメント | ラッシュライフ

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勉強したことやらアップしていこうかと。
たまーに雑談するかも。

とりあえず、よく使いそうな設定エレメント2回目。

HTTPヘッダマネージャー

これも結構使うかも。
この項目に設定を入れておくとHTTPヘッダに値を乗せてリクエストを送る事ができます。
これも使い方は簡単

右クリック→追加→設定エレメント→HTTPヘッダマネージャーをクリック
後は、追加ボタンを押して設定したい名前と値を入力するだけ。

結構使いそうな状況だと、ユーザーエージェントを指定したいとか。

名前:User-Agent
値:設定したいユーザーエージェント※ネットとかに書いてあるからそこで調べて指定したユーザーエージェントを記入。

負荷試験中に起こった事だけど、JMeterでgzipを受信できるように設定をしたりとか

名前:Accept-Encoding
値:gzip, deflate
※JMeterではデフォルトではgzipを受信しないっぽい。この設定をすることで、gzipを受信できるようになって、通信量は1/10くらい減った。

CSV Data Set Config

スレッド毎にアカウントID設定したいとか、UUID指定したいとかあるはず。
そんな時に使うのがこの機能。

使用方法
まずは使用方法。
①CSV Data Set Configを作る
右クリック→追加→設定エレメント→CSV Data Set Configをクリック

②設定
FileNameには使用しちファイルを指定。
Variable Namesには設定したい変数名。
Delimiterには区切り文字を記述。

Variable Namesについて
上記の場合だとこんな感じ

ファイルの中身
1,あああ
2,いいい
3,ううう

上記みたいに要素数が2つのcsvの場合だと、Variable Namesにそれぞれ2つの要素の変数名を指定します。
今回は画像のように一番目をaccountId,二番目をaccountNameを設定

③使ってみる
使い方は簡単。
使用したいサンプラーとかに変数名を書いてあげればOK。
${accountId}みたいに書く。

スレッドがループするたびに次の行の値が適用されます。
一周目だとaccountId=1,accountName=あああ
二周目だとaccountId=2,accountName=いいい
みたいな感じ。

こんな感じで、HTTPヘッダマネージャーやCSV Data Set Configといった設定エレメントを使用するとかなり細かい設定が可能になります。
機会があったら是非使ってみてください。

では、また。