車の処分について | いままでありがとね

いままでありがとね

結婚して22年。
2012年10月4日に子宮体癌で亡くなった最愛の妻の闘病の記録と
今までいっしょに過ごしたかけがえのない時間の記憶を綴っていこうと思います。

5月に入ると自動車税の納税通知書が送られてくるので妻の車のことを考えた。


このあたりはどこに行くにも車での移動が普通で運転できる年齢になれば免許を取って一人1台が一般的だ。


我が家は息子と、娘、妻、私の4台の車がある。


妻が乗っていた車はもう廃車にするくらい古くなって、あと1年位で自動車税が増税になる。


なんか理不尽な制度だとは思うがいくら愚痴っても税金は上がる。


自分の乗ってる車も同じ位古い。しかも家族全員を楽に乗せて移動できるようにワンボックスだ。


家族の人数分以上車があっても無駄なので妻の車を廃車にすればいいのだが、時々妻の車に乗ると、


ステアリングのグリップの合成皮革が妻の握っていた部分だけ汗で劣化して表面がザラザラに荒れている。


そこを握ると、ああ、妻もこの部分を握っていたんだなあ、と愛おしくなって、その部分を優しく撫でながら、


妻に話しかけながら運転する。


運転席の座席シートも妻のぬくもりがしみ込んだ定位置だから妻を感じる。


結局廃車にすることができず今年はこのまま残そうと思う。


自分の乗っていた車を廃車にすることも考えた。


でも、自分の車の助手席は妻専用の席だから、子供たちには1度も座らせなかった。


今でも自分の車の助手席に向かって妻と話をする。


だからやっぱりこの車も手放せない。


今年は妻の車も私の車もこのままにしようと思う。


妻の思い出が一つでも減ることは悲しすぎて自分には耐えられない。


たとえゴミでも妻の物は捨てる勇気がない。


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