外来化学療法1回目(化学療法2回目) | いままでありがとね

いままでありがとね

結婚して22年。
2012年10月4日に子宮体癌で亡くなった最愛の妻の闘病の記録と
今までいっしょに過ごしたかけがえのない時間の記憶を綴っていこうと思います。

退院後、入院中に行った1回目の化学療法の副作用はまだほとんど現れないので何事もない日常生活に戻った。
妻は退院後すぐに職場に復帰して、いきいきとした生活にもどった。
本当に癌なのか?こんなに普通に生活できているとそんな恐ろしい病気でもないような錯覚に陥る。


2011年12月1日
ついに髪の毛が抜け始めてきた。
風呂から上がった妻が開口一番
「抜けてきた~」
本人かなりショック。
排水溝にふたのようになって排水工が詰まる。

引っ張ると後から後から抜けてくる。
でもこのことは抗がん剤が体に入っている証拠なんだから、治療が効いているんだよと妻を励ました。


2011年12月5日
なんだかかわいそうなくらい髪の毛が抜けてきた。
それに頭皮がチクチクして痛いといっているのでかわいそう。
その髪の抜けた頭皮をさわると少しペタペタして湿っているようでなんか痛々しい。
まけるな悦子。

いずれ化学療法が終わればまた髪の毛はやがてはえてくるからそれまでがんばろう。


2011年12月7日
今日は初めての外来での抗がん剤治療の日。入院での治療から計2回目。
妻を乗せて病院に8時30分ころに到着した。
病院について産婦人科外来に行き看護師さんに外来化学療法室に案内された。
入院用のベッドに比べて幅がかなり狭い。
すぐに採血をした。
それからケアマネージャーさんが来て話を聞いた。

色々心配なことなどがあれば相談に乗っていただけるとのことだった。

話を聞いているうちに検査結果がでて「M先生」から今日の治療OKがでた。
抗がん剤は2種類でタキソールとパラプラチン。
妻は静脈に留置針が入れにくいとても厄介な患者で、まず静脈が見えない。
静脈に針が触ると静脈が逃げるのだそうで、最初は4,5回若い看護師さんがトライして、結局もう少しベテランの看護師さんにバトンタッチ。
よーく腕を温めてまた2回程失敗後、もう、何処に刺すの?というくらいいろいろ刺しまくってようやく入った。

看護師さんもほっとする。
妻も泣きべそになっていた。
投与開始。

昼近くになってきたので私は院内のコンビニに行って妻の分と私の昼食を買ってきた。
薬剤師さんはお昼ころきてとても丁寧に説明してくれた。
かなり昼を過ぎてしまい、買ってきた昼食も冷めかけていたが二人仲良く昼ごはん。
周りの患者さんの目を気にすることもなく二人はほぼピクニック気分で過ごす。
そのあと自分はノートPCで仕事をして、妻はポータブルDVDでDVDを見てのんびりと過ごした。
4時ころ治療が終わって家に帰った。
まだ具合は悪くないといっているのでひと安心。

このまま副作用もこの程度ですめばいいのだが、そんなわけはない。


にほんブログ村 家族ブログ 死別へ ←よろしくお願いします
にほんブログ村