こんにちは。
土屋佳瑞です。

先日大きな話題になった
安室奈美恵さんの引退宣言。

いきなりの宣言にファンはもちろん
多くの人が驚きましたが
その決断の思い切りの良さには
ある種の憧れと感嘆の声が聞かれました。

引退といえば
アラフォーの星、伊達公子さんも
ついに・・という感じの発表でしたが

限界までやり切ったあの笑顔には
自分たちだったら
とっくにあきらめている壁の、その先へ
チャレンジした人にしか得られないだろう
自信と輝きに満ちていました。


どちらも お二人ならではの
美学と哲学・信念に従ったものだから
第三者がどうこういうレベルのものではない、
ある種の崇高さがそこにあります。

そんな姿を観て改めて
「辞める」「終わらせる」ことの難しさを
わが身を振り返って感じてしまいます。



全てがそうだとは言えませんが
一見「始める」ことのほうが
「終わらせる」ことより難しいと
思われそうですが
実際は、「自ら終わらせる」ことのほうが
断然難しいことが
多いと感じています。


身近な例で言えば
使うか使わないかまだわからないモノを
いつ手放すのか。

もうちょっと様子をみてから・・・
今決めなくてもいいか・・
そうやって先に延ばすことの方が、
楽ちんです。



一度取り組んでしまったことは
まだ大きな成果が出ていなくても
今、別にマイナスな状況でなければ
そのまま続けてしまう、のもよくあることです。

意味のない作業や
前例に従い、毎年何となくやっていることは、
「今回でやめよう」と
行動を起こすことのほうが
よほどエネルギーがいりますもんね。



こうなってしまうのは
過去と今目の前だけしか見ていないから。

もっというと
過去に照らし合わせて、今を観ているから。

過去に答えや要因がある、
という前提で考えていると
過去の延長線上にあるものごとの
辞め時・終わらせ時を
きめられないのではないかと
思います。



実際、辞める・終わらせる・を
サクッと決断できる人は
間違いなく行動が早いですよね。

そんな人は
「辞めよう、
終わらせようとすることそのもの」
を観ているのではなくて
「自分のその先のゴール」
を観ているんだなあと思います。



その先のゴールを観ていて
必要なものの優先順位が変われば、
辞める・終わらせる決断も
明確になりますよね。

過去の事例を持ち出して
「もしかしたらまだ必要かも」
と、つい思ってしまうことがある私に

今回の二人の宣言は
忘れそうになっていたことを
思い出させてくれました。


きっと二人には
次のゴールがもう、
はっきり見えているのでしょう。



その先のゴールには、何がある?

今、自分に問いかけたい質問です。



 

土屋佳瑞ブログ
”違いが価値になる” ~ № 1931~
 
 
 
 

 

 

 

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