こんにちは。
土屋佳瑞です。



今日はサポートさせていただいている
ある企業さんの継続研修日でした。

県内に複数の事業所をお持ちなので
研修に参加されているリーダーさんたちも
日常的にいつでも顔を合わせている、
というわけではありません。

研修の場では 当然そんなメンバーとも
チームを組んで
様々な取り組みをしていただきます。

大人ですから、日常の接点が多くても少なくても
対話やワークはもちろん実施されますが
いつも脱線するくらいに
エネルギーが高いチームもあれば
問いかけの反応や振り返りのまとめが
やたら静かで遅いチームも・・。

強みや個性の分析ができるコーチであれば
客観的に見て大体の想像はつきますが、
当の本人たちはその違いになかなか気づかないし
それが日常業務の上で
どんな影響を与えているか?
ということも見えにくいものです。


今日はそれぞれの個性を知る
ワークに取り組んでいただきました。

自分の強みや、他者との
コミュニケーションの取り方の特徴を知ると
その直前に行っていた
コーチングスキルの学びで鉄板の
“聴くワーク”の場で起きた現象が
わかりやすすぎるくらい、明確に見えてきました。


人と関わることが好きで
相手に影響を与えたい欲求が高く
自己表現力も高い、ある部長は
聴き役のはずがついつい、
自分の出来事を「よかれ」と思って
相手に話され始めていました。

「今、どっちが聴き役ですか?」
と講師から確認しなければいけないほど、
「相手のペースにあわせ、否定せず、
 相槌を打ちながら聴こう!」
と目標をたてても、ついつい話してしまう・・。

なぜなら、それが強みであり、
特性でもあるから、
ついつい自然にやってしまったんですよね。

また逆に 分析型・論理派のリーダーさんは
こちらも「ほんとに聴いてますか??」
と確認したくなるほど無表情。
ご本人は真面目に聴いているのですが・・。

この方の場合は、
部下の話を聴いているつもりでも
相手からは「上司の表情が硬くて緊張する」
なんて感じられている可能性も。

こうやってそれぞれ自分の特性を学び、
他のメンバーの特性を知ると
その違いの存在に
静かな納得感が広がっていました。



自分と同じ価値観のメンバーと「だけ」
仕事をすると、楽で居心地はいいけれど
苦手な部分を補いあう相手がいない分
当然ミスを起こしやすくなります。

それぞれの「違い」があることを知るからこそ
それを活かそうという意識が
生まれるんですよね。

研修のまとめ感想からも
はじめて自分の課題に気づいた、
という声がありました。


組織が複数のメンバーで
成り立っている以上、
その成長は 一人一人が個別に頑張るだけで
成し遂げられるはずがありません。

一人ひとりの成長を目指すと同時に
お互いの強みを活かす組織の仕組みや、
関わりかたを考える。

そんな視点が生まれ始めてきたことが
大きな前進につながる 貴重な一歩です。

 

 

 

 

 

 

土屋佳瑞ブログ
”違いが価値になる” ~ № 1922~
 
 
 
 
 

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