こんにちは。
土屋佳瑞です。

あるクライアントさんのお悩みは
職場の女性同志のコミュニケーション。

「相手を褒めたつもりが、なぜかちょっと
微妙な雰囲気になってしまった・・」

こういうこと意外にあるんですよね。

いいと思ったから褒めたのに、
相手にとってはどこか気に入らない様子・・。

こういった
コミュニケーションの難しさには
こちらの意図と
受け取った相手の意図とが必ずしも
一致しないということにあります。


例えば
「そのスカート、素敵ね!」
「さすがだわ~。」
「○○ができるようになったんだね!」
等々、こちらは好ましいものとして伝えたのに

「どこが素敵?私はちっとも気に入っていないのに。」
 「さすがって、あなたの方がよっぽど成績いいじゃん。」
「・・・・なんか、上から目線・・・・・・」
なんて 相手が感じていたら、
確かに微妙な空気が流れそうです。


褒め言葉で気を付けたいのは
時に、それが「評価」に繫がることもあるということ。


素晴らしい!
という評価をされて、それが
本人にとって好ましいものであれば
評価されて嬉しいという気持ちになりますが

本人にとって 
評価されたくないと思っていることや
年下や立場が下だと思っている人から
評価されることには
抵抗を感じるということもありますね。

部下が上司にむかって
「よくできました!」なんていうことは
確かにちょっと失礼ですよね。



私たちは
言葉そのものよりも
その裏にある感情のほうを
敏感にキャッチします。


その「キャッチの仕方」が
相手によっても 様々である、
ということを 知っておく必要があります。


それは相手との
関係性によっても受け取り方が
かわりますし
相手の自己肯定感そのものが
高いかどうかによっても
変わります。



だからこそ、
そんなつもりなく言ったんだけれど
なんだか、
そうは受け取ってもらえなかったみたい・・。

と感じたら
自分の感じ方と 相手の感じ方には
違いがあるのだということを
まずは そのまま、理解することが
大事ではないかと思います。


それが 相手の事をもっと深く知ろうとする
その一歩につながると思うのです。


また、
スキルとしては
褒め言葉のバリエーションを増やして
相手が受け取りやすいものを
選択するということもありますし

自分が感じたことは
Iメッセージでつたえる、
ということも大事です。


「私は、○○さんの○○、素敵だなって思います」
という表現だったら
私が感じることであって、評価ではないですね。


また
「○○してくれてありがとう」
「あなたの○○が嬉しいです」
という形で 感謝を述べるのも
相手が受け取りやすい形です。


クライアントさんは
この点を整理して、気持ちが軽くなったようでした。


それにしても
偶然にも 少し前に友人とも
こういう話題になっていたんですよね。


そして
無理やり相手を褒めなくても、
日々の承認だけでも、十分コミュニケーションの
ベースは作れますからね。


承認については 時々書いていますが
また日を改めて書いてみますね!


 

 

 

土屋佳瑞ブログ
”違いが価値になる” ~ № 1917~
 
 
 
 
 

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