こんにちは。
土屋佳瑞です。

研修やセミナーでは
参加者さん同士で関わっていただく場が
必ずありますが

そういったときの反応は
本当に千差万別、様々な反応があります。

面白いなあ・・・と感じるのは
個人での違いというよりは
その会社、その業界、あるいは職種や役割によって
大きく反応が違うこと。

例えば、ある問いかけについて
隣同士で対話してもらったり
いったん一人で思考し書き出したものを
ペアやグループでシェアしていただいたり
するわけですが

会社によっては
お互いに顔を見合わせるだけで
一向に話し合いが始まらなかったり
いつも同じ人だけが話していたりします。

ある時は、「隣同士ペアでシェアしてください」
とお願いしたところ会場の全員が 
書き出したシートをお互いに交換して
「目視」で「黙読」して終了、ということも。

さすがにこの手法を選んだ方が多かったときは
ちょっとびっくりしましたが
実はこのシェアタイムには
その会社の社風、組織風土が
如実に表れているんですよね。


日ごろからコミュニケーションが
活発に行われているところは
ワークのたびに会話が弾み、
あちこちで新しいアイディアが生まれたりします。

会話が弾むところは
お互いの意見を言い合うだけでなく
「なぜそう思ったの?」
「どんなところが、気になったの?」
等、相手の意見や感想の背景を問いかけ、
お互いにどんどん深堀していく様子が見られます。

こういった会話は
その時急にできるものではないので
日常から相手に興味関心をもって
コミュニケーションをとっていることが
想像できますよね。


逆に黙読のみや、書いたことを読んで終わり、
というところは、おそらく日常的に
指示命令に近い会話が多いことが想像できます。

限られた時間に、相手の考えを聴き、
お互いに内容を理解しあうには
それなりの対話が必要なはずです。

「シェアしましょう」
「グループで話し合ってください」
等のワークには そもそも
相手に興味関心をもって積極的に関わりあう、
という実践も含まれているのです。



こういう、いわゆる“ディスカッション”は
日本人は文化的に慣れていないことが多いのですが
それでもあえて言うならば
「部下から全然意見が出てこない」のは
こういったディスカッションができる関係性を
築けていないからです。



 

 

そして、実はこういったワークタイムは
一般的に

他部署や初対面のメンバーのほうが
活発に意見が出ます。

知らない人のほうが緊張するのではなく、
私たちは、利害関係がない相手のほうが
安心するからなんですよね。


研修ではこんなことからも
気づきや発見のチャンスがたくさんあります。

参加者さんの日常が見える瞬間を
逃さずにキャッチしてフィードバックしてくことは
講師の重要な役割だと私は感じています。

ともに、気づき、ともに前進する。
そんな研修を届けていきたいと思っています。

 

 

 

 

 

土屋佳瑞ブログ
”違いが価値になる” ~ № 1857~

 

 

 

 

 

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