私たちは、理論だけでは生きていないから　～№　１７９５　～

こんにちは。
土屋佳瑞です。

今日は
日本交流分析協会北陸支部開催の
TA交流分析魅力講座
～イキイキ自分らしく生きるためのＴＡ活用術～
に参加しました。

講師は下平久美子先生。
現役のプロ舞台女優でもある先生の講座は
いつも本当にエネルギーが高く
ぐいぐい引き込まれる魅力に満ちています。

今日も7つのジャンル

それぞれの切り口から
人生を豊かに、本来の自分らしく生きる
とはどういうことか、を
豊富な事例、先生ご自身の深い気づき、
そして計算された表現によって
時間を忘れて学ぶことができました。

私もアマチュア芝居の役者として
舞台表現に取り組んでいますが
登場人物の
信念・信条・経験・価値観・人生観等々を
作家が書いた脚本に沿って
言葉と身体を使って
表現するのが役者ならば

私たちは生まれてから今まで
ずっと自分で決めて描いてきた
“親好みの自分”を
日常生活で演じ続けている、
（人生脚本といいます）

と考えるのが
交流分析の面白くまた深いところです。

下平先生の講座では
いつも　先生ご自身が
表情、身体を使って　
その人生脚本の特徴を
わかりやすく演じてくださいます。

私たちが脚本から抜けられないのは
自分のその状態に
なかなか気づけないからですが

実は自分が決めている生き方は　
私たち自身が使う言葉や表情、
行動にしっかりと表れています。

それを講座の中で
実際に“演じて見せて”くださるのが
下平先生のすごいところです。

今日の講座の中でも
何十回とあったその場面。

指先、足先、目線、腰、膝、背中、首、
つむじ・・とすべてが
その典型的な“型”を
構成する要素になっていることに
感動しました。

講師として
TAを実践するものとして
今日も本当に沢山、
学ばせていただきました。

私たちは　論理だけでは生きていません。

どんなことでも
知る、理解する、再現する、実践する
の間には
大きな差があるように

実際に自分が行っている
言葉や体、行動には
どんな思考や感情がそこにあり

それを作る(選択する)

“もと”となったものが
何であるのかに　気づくことと

そしてそれを
具体的にどう変えていくことが
本来の自分の可能性を発揮し
人との豊かな関わりを
つくっていくことになるのかは

やはり「学び」と「行動」の
セットからしか生まれないのだと
心から納得しました。

私の
幸せに働く人を増やすコーチ
としての人生は
TAの実践、そのものです。

今日の学びを　行動に移していきます。