働く女性の先輩は

息子の高校の
コーラスフェステイバルに行ってきました。

実は私の母親の母校でもあるので
祖父母も参加OKの行事の時は
できるだけ母親を誘っています。

何十年ぶりであっても
学生たちと一緒に校歌を口ずさめる母。

それを見ていると
少しは親孝行出来たかなと思います。

世の中には
姉妹のように仲が良く
しょっちゅう一緒にいる母子もいますが

私は子供のころから
親と一緒にいるよりも
友達といるほうが好きでした。

洋服の趣味や
ものの表現や感性も
母親と私では少し違っていました。

同性ゆえ
何かと衝突することもありましたが

定年までずっと
働く女性であった母の
仕事と家庭の両立の日々が
どれだけ大変な毎日だったのかということに

社会に出た私が気づくのは
難しいことではありませんでした。

育児休業なんてない時代。
嫁なら同居が当たり前の時代。
どんなに意欲があっても
女性が出来ることは今よりもっともっと
限られていた時代。

仕事を持って
結婚して
子供が産まれて

年齢と経験を重ねて
改めて母親の過ごした日々を想ううちに

働く女性の沢山の先輩たちに
感謝と畏敬の気持ちが湧いていきます。

だから　私は
次の世代の働く女性のために
私が出来ることをちゃんとやっていきたい。

そう思っています。