センター試験の今日。
学校では模試が行われているのですが
息子は剣道の試合に出かけていきました。

高校生になってから
一度も試合をみていないなあと
今朝facebookに投稿したら
沢山の方がコメントをくださいました。

観られてる、と解ると恥ずかしいから
こっそり隠れてみてあげて!
とか

親には「観に来るな」と言ってても
来てもらうと嬉しいですよ
とか

親として子供の成長を感じる瞬間、
是非観てきてね
など

その声の中には 
その方自身の子供時代の母親への想いや
ご自分のお子さんへの気持ちが
沢山詰まっていていて
自然と頬がほころんできました。

そして読みながら
自分の高校時代を思い出しました。 


当時は演劇部に熱中していて
富山でも強豪の高校として
全国大会出場を目指していました。

ある年の中部日本大会。
隣県である金沢市が
大会会場だった時のことです。

公演前に 楽屋からトイレにいくと
人がいない女子トイレ前に
うろうろと入ってきた老人を発見。

あれ、と思って近寄ると
なんと自分の祖父です。

「じいちゃん、何してんの?
ここ、女子トイレだよ。
しかもなんでここにおるん?」

孫に見つかった祖父はバツが悪そうに
「いや、トイレ解らんで
探しに来たらここや言われて...」


トイレを間違ったことよりも
ここにいることが
私にバレてしまったことのほうが
想定外だったに違いありません。

実は私には内緒で
父母祖父母弟と家族総出で
大会を観に来ていたのです。


今まで 地区大会・県大会と
観に来たことはなかったはずの家族。
私自身もまさか親が
自分の芝居を観に来ることがあるなんて
考えたこともありませんでした。

「来るなら来るって
言ってくれればいいのに」
そう言いながらも 内心 
とても嬉しかった私。


親は 子供の姿を観たい気持ちと
子供の邪魔をしたくない気持ちの中で
随分と考えたのでしょう。
今 親になってしみじみと感じます。



子供の頃は 
親は自分に自分の身の丈以上の
大きなものを求めているとか
自由な想いを封じ込めていると感じ
自分にとって時に
壁のような存在でもありました。

親の期待に応えられていない
自分の存在する意味は何なのだろうと
悩むこともありました。

けれど
息子が産まれた時気付いたのは
親は
子供が大好きなことを
夢中になってやっている姿を観るのが
一番幸せなのだということ。

だから 本当は素直な気持ちで
ただ子供の姿を観たいのですよね。


その一方で
何をやっても「上手ね」と誉められた
幼児気を過ぎ

努力も成果も求められる思春期となり
まさに“壁”とも思える親に対して
「観に来るな」と言う子供の気持ち。


その両方を 
今日は自分の掌に載せて
感じ取ることができました。

そして思いました。

みんなおんなじように
繰り返してるんだなあと。
そして そんな些細なことにも
愛情は たっぷりと 含まれてるんだなあと。




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