今日は防犯ボランティアとしてのお知らせです。
毎日のように偽会社からのリンクつき詐欺メールが来ます。取引がない企業だとすぐに偽物だと分かりますよね。
さらに送信元のアドレスを確認すると明らかに偽物は怪しげなアドレスなのですぐ分かります。
もし取引がある通販会社や、企業のアドレスに似せた会社からのメールだった場合に騙されないようにするには、まず文章をよく見ることが大事です。
偽物はおかしな日本語で、ビジネス文章の形式になっておらず、明らかに不自然な文章です。
偽物メールの場合、文章冒頭には宛名がなく、『お客様』だとか、こちらのメールアドレスが表示されたものが大半です。
宛名にメールアドレスを書く企業はマトモではありません。
企業が個人的な連絡にこのような文章は書きませんので、偽物だと分かります。
不用意にリンクをクリックしないように注意しましょう。ログイン情報を入力させようとする手口に騙されないでください。
SNS上に流れて来た広告をクリックしてアカウント乗っ取り被害に遭ったケースも聞いています。
有名企業の広告だとしても偽広告もあるそうですから気をつけましょう。
ちょっと激安すぎて、おかしいなと思うような海外の通販サイトにアクセスするのも注意が必要です。クレジット情報を盗まれないように取引会社は慎重に選びましょう。
通販サイトなどを利用したら必ずログアウトをする、ログインしたまま放置しない、通販サイトにカード情報を登録したままにしない、パスワードはまめに変更するというような対策も大事かと思います。
私は予防策としてカードのショッピング限度額を必要最低限に設定しています。
そして最近多いのは家族構成や在宅時間を探る電話です。
我が家はセールス電話に多い『0120』『0800』『050』から始まる電話には出ません。
見慣れない番号はネット検索し、迷惑電話のクチコミ情報に載っているものには出ないようにします。
大手電話会社や系列会社からと思わせる名乗り方をする詐欺電話が増えています。
電話会社の社内システムが変わることに便乗した詐欺商法のようです。
まずその大手電話会社やその系列会社にも聞いてみたところ、契約者へ電話連絡はしていない、何か連絡があれば必ず文書で通知しているとの回答を得ました。
そして社内システムに変更があっても社内の工事だけで終わり、個人宅の工事は一切無いし、もちろん契約個人は費用負担も一切無いので、電話会社をかたり回線の工事と称して訪ねて来るのは偽物、詐欺ですから、絶対に家に上げないようにご注意ください。
あたかも必要な手続き、必要な工事かのように装って別のネット回線を新たに契約させる詐欺にくれぐれもご注意ください。
相手の嘘を暴くと、相手がしどろもどろになって切ったりします。
『覚えてろよ』みたいな捨て台詞を吐くオレオレ詐欺業者などもあります。
日本の治安がかなり悪化しているということです。
皆様、どうかご安全に。
そして詐欺電話がかかって来たら録音して警察への情報提供をお願いします。