今日は自身の特性その2ということで

「自信は主観である」

 

 

 

について、お話ししたいと思います。

 

 

前回、「自信の揮発性」のところで

社労士の女性クライアントのお話をしましたが、

 

 

 

この女性クライアントさんにも

もうひとつ、

 

 

 

課題がありました。

 

 

 

それは、何か期待通りの

成果や結果が伴わないと

 

 

「自分はダメだ!!」と思ってしまう所でした。

 

 

 

これは、親子関係が原因として考えられ、

根の深い問題であったのですが、

 

 

 

小さいころから、長所や強味を認められるのではなく、

ダメ出しをされて

育つことの多い日本人には

 

 

 

珍しい事ではありません。

 

 

 

しかし、

以前お話しました通り、

自信歩留まりの多い人は

 

 

 

結果や成果と

人格を切り離す事が出来ます。

 

 

 

つまり、何か期待はずれの結果であったとしても

 

 

「自分がダメ」なわけではなく、

「行動に改善すべき課題がある」と

考えるという事です。

 

 

 

だから、ガッカリはして、一瞬落ち込んでも

 

必要以上に自分を責める事はないんです。

 

 

 

 

なので

「自信は主観である」と言うのは、

 

 

 

起こった出来事に対し

自分がどう思うか?

 

 

 

にかかっているよ

という事です。

 

 

 

良かったら、

 

あなたも、ご自身の事をちょっと振り返ってみて下さい。

 

 

 

最近、「自分はダメだ」と思った事はなかったでしょうか?

 

 

 

その時、何がきっかけでそう思ったのでしょう?

 

 

 

成果が出なかった、とか他人からダメ出しをされたとか

 

 

 

何か、きっかけがあったと思います。

 

 

 

そして、そのきっかけは少なからず、

必ず「行動」を

伴っているはずです。

 

 

 

何かしら、行動をしたことで

「きっかけ」が発生したという事ですから、

 

 

 

「行動」がポイントであり、

「人格」とは別の問題なのです。

 

 

 

「自信は主観である」という事を理解して、

 

 

 

「自信がなくなった」時に

 

 

 

起こった事実と自分を苦しくする解釈を

切り分けることができれば、

 

 

 

「自信歩留まり」を高める準備が出来ます。

 

 

 

もう一度言いますね。

 

「自信がない」と感じた時に

 

そう思ったきっかけを考え、

 

どんな解釈をしたのか?を

 

考えてみる。

 

 

 

そして、冷静に

 

行動と人格を切り離して

 

考えてみる。

 

 

繰り返し、繰り返し

 

 

この訓練を行う事で

 

 

随分楽に自分を見る事が出来ますよ。

 

 

次回は

自身の特性❸・・・自信は成果や結果が必ずしも必要ではない

 

をお話ししたいと思います。