こんにちは。


今日から複数回にわたって
 

「自信の特性」について
 

お話ししたいと思います。





第一弾の今日は

【自信の揮発性】について。・・・・


どういう事かと言うと



「自信」は揮発性が高く、
 

放っておくと知らず知らずのうちに

 

 

減ってゆくものであるという事です。



私がこれに気がついたのは

昔、ある女性のクライアントに出会った事が

きっかけでした。





その方は現在社労士として

ご活躍をされていますが、




私のところにいらっしゃった時のテーマが

まさしく、「自信」をつけたいだったのです。



どうしてそう思うのか?

という事を知るために

過去のお話をしていただいたのですが、




その方の経歴を聞いて

正直驚きました。




受験は大学進学に至るまで

全て偏差値の高い、第一志望の

学校に合格。







そして、就職も希望通り

日本の航空会社にCAとして

採用され、







独立を考え、一念発起して

受けた社会保険労務士の試験にも

一発で合格。







人もうらやむ経歴をお持ちなのに

なんで自信がないのだろう?と

疑問に思ったのです。







でも、よくよくお話しをきいてみると





その方は社労士になって

いろいろトライしているが

うまく行くという確信が持てず、







苦しんでいらっしゃいました。







つまり、その人にとって

「過去」の成功体験は、

「今」は何も与えてくれない。







その時は自信を与えたはずであるが

ある程度時間が経過したことで

消えてしまったという事です。




感情を揺さぶるような出来事が

 

あったとしても

 

 

時間の経過とともに

 

記憶が薄れてゆくような感覚。

 

 

自信が減るというのは

 

そういう感覚に近いのかなと思います。


 

 

 

その方の話を聴いて

 

私も自分自身のことを

 

振り返ってみたのですが

 

 

 

確かに

 

 

自信があった時期もあったが、

 

それが

 

ずっと続いていたわけではなく

 

変動するものだったんですよね。

 

 

 

何かをきっかけに

 

増えたり減ったりする。

 

 

 

従って、

「自信の揮発性」を

理解しておかないと

 

 

自信がある、ないという

その時の状態に

 

 

自分が振り回され、

疲弊してしまい、

 

 

 

口から出る言葉が

「自信がない」になってしまうのです。

 

 

なので、

 

 

起こる出来事に

振り回されない為、

 

 

 

計画的に自信を育む必要があります。

 

 

期待しない出来事が起こっても

自分を責めないようにする為に。

 

 

 

「自信歩留まり」を

増やしてゆく必要があるのです。

 

 

 

どうか、今日は

これだけを理解していただければ

嬉しいです。

 

 

 

次回は

自身の特性❷・・・自信は主観である

 

 

をお話ししたいと思います。