前回に引き続き、今回は「なぜ私がコーチングをしているのか」についてお話しします。

 

私の場合、良いロールモデルに恵まれたことが直接的なきっかけとなりました。外資だったのでコーチングスキルはかなり重視されており、マネジャーはリーダーシップ研修の一環でコーチングの研修を受けているのが一般的です。周囲に高いコーチングのスキルを持っている方が数名いて、「自分もあんな人になりたい」と思って勉強をはじめました。

 

 

その1人が元上司です。この上司の下で働いている間、チームの管理や育成について、厳しいフィードバックを何度も受けました。

 

 

中でも印象に残っているのは、Approachability(親しみやすさでしょうか)や傾聴力、共感力に関するフィードバックです。

 

 

外資系では、従業員の満足度調査を頻繁に行ったり、他部署のステークホルダーのフィードバックをもとに人事考課を行う企業が多いです。自分の部門のメンバーだけでなく、他の部門の人からも、私が改善すべき点について似たような指摘を繰り返し受け、心が折れそうになることもありました。ほとんどのフィードバックが、突き詰めると性格やコミュニケーションに関する内容でした。

 

 

そうした厳しい環境の中、自己開発にも大きな時間を割き、改善と成長を繰り返して夢中で働いていました。

 

 

今振り返った時に楽しい思い出と感謝しかないと言い切れるのは、この上司の存在が大きかったです。純粋に、この人を目指そうと初めて思った人です。

 

 

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祖師谷公園近くをワンと散歩中に買ったユリの花。詳細はインスタでご覧ください。