自己肯定感を捉える2つのポイント | コーチング・ガレージ

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公認会計士、弁護士、中小企業診断士、理学療法士、薬剤師、建築士、経験豊富な企業人のプロコーチチームが執筆するブログ。

こんにちは!今回は、宮谷美沙が担当します。

 

 

 

 

最近、個人的に目にすることが多かった、「自己肯定感」という言葉。

 

 

コーチング等に携わらない方であっても、一度は聞いたことがある言葉ではないでしょうか。

 

 

そんな「自己肯定感」を、私なりに表現するなら、

 

 

自分の存在・選択・行動に価値を感じられること かなぁと思います。

 

 

 

そして私は、

 

 

この自己肯定感をある程度高い状態にキープできるかどうかが、実は日々の生活の中で、ものすごく重要なのではないかと考えています。

 

 

 

その理由は、多くの人にとって、起こった出来事をどのように捉えどのように対処するかが、自己肯定感の状態に左右されていると感じるからです。

 

 

 

あなたも、同じ出来事に対して、ある時は「まぁ、いっか。」と思えたのに、別の場面では、いつまでもモヤモヤしてしまった、という経験がありませんか?

 

 

 

自己肯定感が高い時には、気分の切り替えが上手く出来たり、立ち直りが早かったりする反面、

 

 

 

低い時には、簡単に気分が沈んだり、行動が消極的になったりします。

 

 

 

つまり、

 

 

自己肯定感は、私たちの考え方や判断力、行動力にとても大きな影響を及ぼします。

 

 

 

今回ここでは、自己肯定感を自身でどう上げていくのか、という話は省略しますが、

 

 

 

その前段階にあたる、「自己肯定感をどう捉えるか」について、私が思う2つのポイントを述べてみたいと思います。

 

 

 

1つめは、

 

 

自己肯定感は、どんな人でも変動するもの と捉えるということです。

 

 

 

誰でもパートナーとケンカした後や仕事でミスをした後には、自分に感じる価値が揺らぎ、自己肯定感は下がりますし、その反対も同じだと思います。

 

 

 

自己肯定感の変動に一喜一憂せず、「今は上がっているな~」「今は下がっているな~」と冷静に認められることがとても大切だと思います。

 

 

 

 

2つ目のポイントとしては、

 

 

 

いつからでも、自己肯定感は上げることが出来るもの と捉えるということです。

 

 

 

これについては、例えば育った環境などで自己肯定感が得にくかった方や、長い間低い状態で過ごしていた方でも、より丁寧に意識的に取り組むことで、上げていくことが可能だということです。

 

 

 

ちなみに私は、自己肯定感が長い間、低かったと思います。笑

 

 

 

でも、そんな私も、自己肯定感が低い自分を認めることから始め、まさに前述した2つのポイントのように、その変動に一喜一憂せず、高められることを信じて、

 

 

 

瞬間的に自己肯定感を上げる方法とも言えそうな!?上手な気分の切り替え方法を身につけたり、

 

 

 

持続的に自己肯定感を上げる方法と言えそうな!?コーチングを通して、少しずつ良い方向へ変化してきました。

 

 

 

そして、自己肯定感が簡単にどん底まで落ちなくなった今は、以前より楽に生きられる感覚があります。

 

 

 

そのような経験もふまえて、私は、現在コーチとしてクライアントに対し、例えば次のようなことを意識的に行っています。

 

 

 

・ アセスメントを用いて、自己肯定感の現状やその変化を客観的に捉える手助けをする

 

・ 日々のメッセージのやりとりを通じて、自己肯定感の変動を把握する、フィードバックする

 

・ 自己肯定感が下がっていると感じた時は、変化を認める声掛けや、視点を変えたりポジティブな面に目を向けられるような問いかけを増やす

 

・ 自己肯定感を下げるような出来事が起こった時には、クライアントの解釈と事実の相違を明らかにしたり、クライアント自身の責任(課題)の範囲を明確にすることで、必要以上に落ち込むことを防ぐ

 

・ 食事、睡眠、運動を軸とした生活を整えることを促す

 

 

 

などです。

 

 

 

参考になれば幸いです。以上、宮谷美沙がお伝えしましたー(*^-^*)