こんにちは!
本日の担当は、理学療法士×コーチ 宮谷 美沙です。
多くの人にとって、会話中の「沈黙」は、あまり心地の良いものではないかもしれませんね。
特に、一時的な社交の場などといった相手との関係が浅く、共通の話題が見つけにくいとか、質問しても会話が続きにくい状況で生まれる沈黙はそうだと思います。
私も、「何か話さなきゃ~」と焦ったり、「相手が楽しんでいないかも~」と気になったりした経験があります。笑!
しかし、同じ「沈黙」であっても、
相手との信頼関係が出来上がっているコーチングの場面では、また少し別のもの、しかもあなたと相手にとって、『有難いもの』として捉えられそうです。
コーチングセッションの中で、相手があなたからの問いかけに沈黙しているとしたら、相手は次のどれかの状態にいるはずです。
質問の意味が分かっていない
答えを考えている
答えの伝え方を考えている
答えは出ているが保留している(答えを認めるのに抵抗があったり、感情が込み上げているなど)
注目すべきは、たとえ相手がこれらのどの状態にいたとしても、
沈黙を越えて相手が話し出しさえすれば、どの状態にいたのかはおのずと分かる という事実です。
つまり、あなたが慌てて質問を付け足したり、自分の話を始めさえしなければ!
沈黙が相手の思考とそれによる大切な気づきを促してくれるのです。
もし、あなたがただ静かに待っていることが辛ければ、「しばらく黙っていますね。」とか「ゆっくり考えてみて下さいね。」などと声をかけてみてもいいですね。
沈黙に耐える勇気を持ち、沈黙を味方につけること。
それが、あなたの成長にも、相手の成長にもつながるはずです(*^-^*)ぜひ。