「未完了」をあえて作る。 | コーチング・ガレージ

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公認会計士、弁護士、中小企業診断士、理学療法士、薬剤師、建築士、経験豊富な企業人のプロコーチチームが執筆するブログ。

こんにちは。

 

本日の担当は、

中小企業診断士×プロコーチの森琢也です。

 

日常の中で

あれ、やらなきゃ!と思いつつ

そのままにしていることって

ありませんか?

 

私の場合、ずーっと英語の勉強を

やらなきゃ、やらなきゃ、と

思って生きてきました。

 

もちろん、

今もやった方がいいと思っていますが…

 

一旦「やらない」と決めました。

 

 

なぜなら、

当面、不要不急となったことと、

「やらなきゃ、でも出来ていない」

という未完了感が心の中にあると

アクションや思考の

足かせとなってしまうからです。

 

未完了感を抱えることは、

精神衛生上、非常によくありません。

 

知らず知らずに色々なところに

悪影響が出ます。

 

PCの動作がどうにも重いなと思ったら、

バックグラウンドで不要なアプリが

ずっと動いていたせいだった、みたいな。

 

ですから、

コーチングセッションの中では

未完了のものを割り出し、

片付けていくことお手伝いもします。

 

片付ける方法としては、

やり切ってしまう、

あえて先延ばを決めてしまう、

思いきって手放してしまう、

この3つが主な対処法となります。

 

とにかく、何らかの決着をつけるのです。

 

文章にすると

簡単そうに見えるかもしれませんが

実際にはなかなかできず、

しかし、

やってみると想像以上に効果があり

心も体も軽くなるものです。

 

軽くなった分だけ、

思考もアクションもスピードアップし

精度も高まります。

 

人間はとても不思議なものです。

 

 

というわけで、

未完了はなるべく、無くそう!

 

というのが本筋ですが、、、

 

あえて

未完了を上手く使う方法もあります。

 

例えば、勉強の場面。

 

資格講師の立場で

よくお伝えしている話なのですが・・・

 

大抵みなさん、

「キリの良い所まで終えて

休憩に入ろう!」と考えます。

 

しかし、わざとキリの悪い、

半端なところで休憩に入ってみてください。

 

未完了感が

もわもわっと

心に広がります。

 

スッキリしません。

 

裏を返せば、

気持ちが離れずに残るのです。

 

ゆえに、

休憩を取りすぎたり

ダラダラしたりせず

机に戻って来ることが出来ます。

 

仕事でも応用できるかもしれません。

 

未完了感にはそれだけのチカラが

あるのです。

 

 

未完了感のチカラを知って頂き、

上手にお付き合いすると

面白いかもしれません。

 

以上、

中小企業診断士×コーチの

森琢也がお伝えしました!

 

↓参考文献