ある?ない?コーチングの落としどころ | コーチング・ガレージ

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公認会計士、弁護士、中小企業診断士、理学療法士、薬剤師、建築士、経験豊富な企業人のプロコーチチームが執筆するブログ。

こんにちは!

 

 

今回の担当は宮谷美沙です。

 

 

コーチングを学ぶと必ず出会う言葉であろう、

 

 

答えは相手の中にある

 

 

このことに関連して、鈴木義幸氏は、次の著書の中で以下のように述べておられます。

 

 

 

 

『最後の最後まで「で、あなたはどうするの?」ときき続ける、

まったくの落としどころもなくクライアントに立ち向かっていくのは

「コーチ」の最大の特徴といえるでしょう。』

 

 

 

 

コーチングを、クライアントの立場として体験してみるとよく分かるのですが、コーチからの質問に答えながら、

 

 

実際には言葉にしていることの何倍もの考えや思いが奥の方で生まれているものです。

 

 

まだ言葉にはなっていないけれど、確かにそこにある「気づき」の卵のようなものの存在を、コーチはいつも捉えている必要があるように思います。

 

 

そして、そのたくさんの卵に心から期待し、全く疑わない姿勢が求められるのではないでしょうか。

 

 

私は、実際のコーチングセッションの中で、クライアントから

 

 

「う~ん…分かりません。何かアドバイスを頂けませんか?」と尋ねられ、こう切り返したことがあります。

 

 

「じゃあ。もし!〇〇さんにはもう答えが出ているとしたら、どうしたいですか?」と。

 

 

おそらくクライアントは、「なんて、無茶ぶり!!」と思ったはず 笑!

 

 

でも、

 

 

「そうですね…」とじっくり考えた後、ちゃんと答えて下さいました。

 

 

 

落としどころもなく、

 

 

「で、あなたはどうするの?」

「どうしたいの?」

 

 

と、何度でも問いかけること自体に、コーチの大切な存在意義があるのかもしれません。

 

 

 

参考までに(*^-^*) 

 

 

では~!