【子育てコーチング】洗濯物大作戦 | 7歳&9歳の『子育てコーチング』by森琢也

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『社会人クライアントより強敵な我が子にどこまでコーチングが通用するのか?』7歳と9歳の我が子との悪戦苦闘を綴ります

みなさんこんにちは。

森琢也です。

 

親の勝手とは言えば

親の勝手なのですが、

 

1年ほど前に、ドラム式洗濯乾燥機を買い、

「便利だな~、でも

あと畳むまでやってくれると最高だなー。」

と考えていたら、娘が視界に入りました。

 

おっ!

 

元々、子供たちには積極的に

家事参加をさせたいと

考えていたのですが・・・

 

「子供が洗濯物畳んでくれたら、

夢の全工程自働化だ!

(=自分の立場で。笑)」

という勝手な考えが重なって、

 

ある日、3歳の娘に

「あいちゃんの担当ね!」

と仕事を割り振りました。

 

ちゃんと伝え方も工夫したので、

娘は、「自分の担当が出来た」と感じ、

幼心に、認められた、誇らしいという

気持ちが湧き

嬉しそうに張り切っていました。

 

内心、しめしめ・・・

 

早速、

「洗濯物乾いたよー、お願いします」

と頼んだところ、

「はいっっ!!」と勇ましい声。

 

うーん、頼もしい。

 

じゃあ、その間に私は

キッチンの片付けでもしますか・・・。

 

 

5分後、あれ、まだ肌着が一枚だけ。。

 

 

10分後、本人もういない。

 

 

 

「やるっていったじゃん!!怒」

と思わず言ってしまいました。

 

その後、数回お願いしましたが、

最初にやる気だけは示すものの、

ほぼ作業に取り掛からず、

肌着一枚もやらなくなりました。

 

挫折・・・。

 

 

その後読んだ子育て本に

「子供の集中力は短い」

と書いてありました。

 

当たり前っちゃ当たり前なのですが

 

・・・改めて、

その前提に立って考え直してみました。

 

 

洗濯物の山。

これ全部、、はやっぱり無理かな。。

自分だって、

「面倒だな」って考えるもんな。

→そもそも今回の試みの起点。笑

 

 

客観的にみて・・・、

 

本人に、貢献欲求はある。

でも出来ない。

 

ならば、出来ない理由は、

こちらのお願いの仕方が悪い。

 

・・・。

 

考え付いたカイゼン策は、2点。

・一緒にやる

・小さな目標から始める。

 

 

早速、

「一緒にやろうね。

あいちゃん、3枚だけ、お願い」

と頼んでみました。

 

結果、

3枚だけなら達成。称賛!

 

翌日、

「昨日3枚できたから、今日は何枚?」

「4枚!!」

 

結果、5枚達成。称賛!

 

「じゃ、今度は6枚お願いね」

「わかったー!!」

 

結果、12枚のハイ達成。称賛!!

 

「今日はどうする?」

「15枚がんばるー!」

 

結果、20枚のハイ達成。大称賛!!!

 

 

もちろん、畳みやすい、

子供用のズボンやら肌着、タオルが

中心です。

 

事前に仕分けもちゃんとします。

裏返ってるものも直しておきます。

 

まだまだ

全自動化までの道のりは遠い。笑

 

でも、着実な進歩を感じます。

 

 

振り返ると当たり前なのですが、

最初のお願いの仕方は、

完全に「丸投げ」でした。

 

これじゃ、子供に限らず人は動かない。

 

スモールステップで目標を刻むこと、

都度、本人の自信や

達成欲求を満たしていくこと、

これが大事だなと感じました。

 

 

本人に、貢献欲求はある。

でも出来ない。

 

それを本人のせいにしない。

 

今日は、自戒の念を込めて。

 

 

 

今回も

最後まで読んで頂きありがとうございます。

 

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