日本体育協会 スポーツ指導者
日本バスケットボール連盟 公認コーチの
兒玉哲也こと ”てっちゃん” です。

 

今日は、久々に【人間とは?】シリーズから

少しだけ離れますが、途中でやはり見え隠れ

しながら人間話は出てきます(笑)

 

さて、早速ですが

スポーツには、勝敗がつくものしか

存在しないことは明らかですよね。

 

ということは、勝つための「攻撃」と

負けない為の「守備」が必ず存在します。

 

特にスポーツの特徴ですが

皆さん気にしたことがあまりないと

思いますので【気付き】としてお教えしますね!

 

スポーツは上述したように

「勝敗」がありますが、全てのスポーツは

余暇を楽しむことから派生してきたものばかり

なので、とても公平な規則(ルール)が設けられて

います。どういうことかと言うと両チームに公平に

「攻め」と「守り」の機会が与えられているという

ことです。

 

例えば、野球・サッカー・ラグビー・アメフト・バスケ

といったグラウンド・体育館でやるスポーツは

野球なら表と裏の回。

サッカー・ラグビー・アメフト・バスケなら点を取ったら

点を取られた相手チームの攻めから次のゲームが始まる。

といったことです。

 

また、テニス・卓球・バレーボール・バドミントン

といったネットを挟んでするスポーツは、サーブ権

という「攻め」の回数が公平に与えられているのです。

 

では、時間制限内に公平な機会が与えられている

スポーツでは「攻め」「守り」どちらを重要視すべき

なのでしょうか?

 

答えを先に言いますが、「守備」です。

個人的な見方があるこの論争対象について

以下に私個人の意見を記述します。

 

誰の意見が正解というものでは無いので

私の意見に賛同される方、否定される方

どちらもいらっしゃるのが正常です。

 

 

スポーツでの勝敗は「ポイント制」の中で

多くポイントを獲得した方が「勝利」でその逆

で少ない方が「敗北」です。それに加えて

同じポイントならば「引き分け」もあります。

 

「勝つ」とは・・・相手より多くポイントを取る

「負ける」とは・・・相手よりポイントが少ない

 

単純ですよね!

 

当然のことながら「勝ちたい」人やチームが

試合に参加されています。

 

だから指導者の方たちも親御さんたちも

選手たちも皆「勝つ」為のことを日頃から

練習や生活を組み立てて大会に挑みます。

 

ここで本題の

磨くのは「攻め」と「守り」どっち重視がよい???

なのです!

 

「勝つ」とは・・・を追求されている指導者や関係者

が多くて当たり前ですよね!!

でも、私は「負けない為」には・・・を考えています。

【負けない】=【勝ち】or【引き分け】なのです。

 

【勝ち】=【勝ち】の考えしかない指導では

皆さんや多くの指導者が練習時に【負けること】を

気にしないからこそ、みんな優勝を目指す活動

となってしまうのです。  

 

しかし、優勝は1つしかありません。

 

実際には必ず優勝の陰に多くの

人やチームが【敗北】しています。

 

 

そうです。【負け】があり得るのです。

 

それもかなりの確率で!その確率は

100チーム(人)が参加する総当戦ならば

99%が【負け】で1%が【勝ち】=【優勝】

となりますよね!

 

私は、【負ける】リスクが元々高いのであれば

【勝つ】ことの目的に対して【負けない為】の練習を

するのがリスクを低減することが出来ることから

自然の摂理だと考えてしまいます。

 

要は、「ポイントを取られない」のが【勝ち】への

近道だと思うのです。しかも人間がしていること

ですから、当然 ”心” が通っています。

 

人間は、何度も言いますが大変高等な動物です。

”心” の変化がポテンシャルや実際の動作にも

判断力にも大きく左右してきます。

 

「攻め」続けてもポイントを取れない状況が

連続すると「心の反乱が起きます」

『自分たちでは、歯が立たないんじゃないか?』

と思った瞬間から能力低下が始まり、たいした

ことのないチーム(人)に変化していきます。

 

「攻め」の能力を最大限に発揮する練習をしても

結果的には、それ以上に「守備」を鍛錬してきた

チーム(人)と戦えば、すべての攻撃を防ぐことが

できるチーム(人)は、相手の能力を全て【無】にしたも

同然の効果=結果が出て当然ではないでしょうか?

 

私は、これを『戦わずして勝つ』と呼んでいます!!

 

みなさんのご意見に賛否があろうかと思いますが

ご容赦ください。わたくしの個人意見ですので・・・

 

 

指導のヒントになれば幸いと思いますので

気に入れば活かしてみてくださいね~

 


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