目の前のことに集中できていないとき、

頭の中で何が起こっているでしょうか?

 

例えば、本を読もうと本を開いて文字を追っているとき、

集中できていれば、本の中のストーリーに入り込み、

どんどん読み進めることができます。

が、集中できていないときは頭の中で本の中身とは関係のない

いろんな思いが浮かんできます。

 

集中できていないとき、過去の出来事に関して

後悔や自己嫌悪、悲しみ、怒りが湧いてきたり、

明日や未来のことに関して心配、不安などが襲ってきます。

 

つまり、私たちは何かに集中できていないときに

変えられない過去の出来事や

まだ起こっていない出来事に

ふりまわされストレスを増長させています。

 

これらから「マインドフルネス」という

今、この瞬間に集中した状態で

目の前で起こっていることを体験できるようになる

エクササイズが段階的に紹介されている1冊が

こちらの『頭を「からっぽ」にするレッスン』です。

 

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マインドフルな状態を意識して作り出す方法、瞑想を

著者の体験談を交えて書かれていますが、

この本には、歩きながら、食事をしながらもできることが書かれてます。

 

眠る前に瞑想をやったことのある人は分かると思いますが、

意外と難しく、挫折する人が多いものです。

逆に何かをしているときに、今やっていることに集中する時間を決め、

10分でもやってみる方が私はやりやすいと思います。

 

私はジョギングを15年以上やっていますが、

マインドフルな状態になりやすく、

その状態に入りたいがために時間がないときでも

20,30分でも走ろうとなっています。

 

マインドフルな状態とはリラックスしている状態です。

今やっていることに集中しているのにリラックスしているというと

矛盾しているように聞こえますが、

例えば、ゲームに夢中になっているとき後悔や不安という

ネガティブな気持ちが頭の中に湧いてくることはないでしょう。

 

走っているときも同じで、

走ることに集中しているときはランナーズハイが起こり、

どれだけでも走り続けられるような感覚に陥ります。

そうなると、気持ちがポジティブになり、ネガティブな気持ちは

吹っ飛んでいき、まさに爽快(走快)です。

(参照)なおみっちゃんの気分走爽快日記

 

究極はどんなときもマインドフルでいられることですが、

まずあはどんな方法でもいいと思いますので、

マインドフルな状態でいられる時間を作られるのをおすすめします。