呼吸法は様々なものがある。
苫米地理論なら逆腹式呼吸を基礎に置くし、ヨガや武術なんかにも様々な呼吸法があるだろう。
どれをやれば良いのかという問いには、どれでも良いという気がする。
苫米地理論を実践している立場からは逆腹式呼吸を進めるが、他の呼吸法を極めてもそれなり以上に価値はあるだろう。
呼吸法を学ぶというのは、普段生きている中で無意識に行っている『呼吸』という動作を意識にあげるということだ。
これだけで強烈なRゆらぎだ。
さらに、呼吸は24時間行っている(おそらく大部分の人は)。
これを改善すれば、心身の基礎を大いに養うだろう。
どの呼吸法を学ぶとかよりも、まず緩むという事が重要になってくる。
胸回りやその周辺、肋骨やおなかのあたりなどが硬直していると、それだけ肺は圧迫され自由に動けない。
肺が一度に入れることができる空気が少なくなる、いわゆる浅い呼吸になると、慢性的に軽い呼吸困難のようなものだ。
まずは沢山空気を取り込めるようにしよう。
肺に空気を入れるだけでなく、それをおなかや背中、腰などに送り込もう。
もちろん空気は肺にしか入らないが、感覚的には背中や腰で呼吸しているという感覚が存在する。
緩んでいると肺と連動して内臓や筋肉が移動し、より沢山の空気を取り込んでいる感覚なのだろう。
呼吸の感覚は必ずしも物理現象と一致しているわけではない。
背中に息を入れることもできるし、この息は身体の中でどんどん長く先まで続かせることもできる。
3メートルぐらい身体の中で息を追ったり、センターを通って会陰に抜けていくような感覚もあったりする。
同じぐらい遠く、身体の外に伸ばしていくこともできるし、労宮から息を吐いているような感覚があることもある。
これも身体意識と言ってもいいし、何だったら気でも良い。
この身体感覚は情報的に存在していて、僕たちのRを強烈にゆらがせるというのが重要なのだ。