脱力を進めていく、柔術が上手くなっていく過程でそれを生活にも適応していくという事はつまりこういう事だと思う。
外部刺激と言ったが、これは稽古で手を握っている他者かもしれないし、仕事場の嫌な雰囲気だったりするかもしれない。
何だったら天気や気候、花粉だったりするかもしれない。
もろもろ含めて自分を取り巻いている環境からの刺激だ。
負荷と言っても良い。
強い刺激は強烈に、弱い刺激は気が付かない程度に負荷をかけてくる。
特に強い刺激には身体を緊張させて防御反応を取る。
これは当たり前の事だし自然な事、必要な事だ。
しかしこの緊張が当たり前になってしまうとなかなか緩めるのが大変になってしまう。
いつの間にか緊張していることすらわからないなんて場所がたくさん出来てしまう。
特に今はストレス社会だからいくらでも強い刺激がある。
この刺激に対して、力を入れて耐えるのではなく抜いて受け流すことができるようになると楽になる。
100%出来なくても、耐えた力を寝る前に抜ければずいぶんと回復するようになる。
刺激は執着に引っかかる。
いつの間にか肥大化してる情動にぶつかるのだ。
これは古い情動をいつまでも大事に抱えてるのが原因だ。
消す必要はないが、消化する必要があるだろう。
情動なんていくらでも出てくる。
プラスの情動が欲しかったらゴールに向かって走ることだ。
マイナスの情動が惜しかったらじっくり味わう事だ。
それは貴重な娯楽だから。