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稽古日誌

稽古日誌です。

様々な事を学ぶ時、論理は非常に重要です。

ですが、それと同じぐらい、もしかしたらそれ以上に重要なのが体感。

稽古やセミナー、コーチングなどの現場で得て欲しい物こそ体感なのです。

論理を学ぶことは現地に行かなくても割りとなんとかなります。

本を読んだり動画を見たり現代は情報にあふれています。

しかし、その情報を実際に活用しようとすると使いこなせないということは非常に多いと思います。

空手のDVDを見て学ぶのも意味はありますが、それだけだと上手く行かないのです。

実際に道場で稽古や組手をしないとDVDの内容は活かせないのです。

本や映像の情報だけではない、言語化出来ない情報を現地に行って体感として得る。

これがあって論理は血肉となって行きてくるのです。

ホメオスタシスは変われないということの原因として良く言われます。

ホメオスタシスがあるから変わろうとしても変われない、元に戻ってしまう、と言った具合に。

 

そもそもホメオスタシスとは何でしょうか?

恒常性維持機能、生体と環境のフィードバックループです。

環境が暑くなったら、汗を流して体温を下げる。

環境が寒くなったら、身体を震わせて体温を上げる。

このように環境に対応してその反対に動くようなイメージです。

 

そしてこれが情報空間にまで広がっているというのがポイントです。

自分を変えようとした時、変えるべきなのは環境だということです。

環境を変えれば生体は変化します。

この環境が熱い寒いだけでなく、様々だということです。

賃金を変えたいのであれば、付き合う人間もより高収入のグループにしたほうが良いかもしれません。

モテたいのならばモテたいなりの部屋に住むべきでしょう。

毎回適当なジャージで稽古するよりも道着と帯を身に着けた方が稽古も身につくというものです。

 

環境を変えれば対応して自我は変容せざるを得ません。

それはホメオスタシスがあるからです。

ホメオスタシスがあるからこそ私達は変化し続けていけるのです。

今回はより具体的な方法。

腕を掴まれた状態で、その腕を動かそうとしてもなかなか上手くいきません。

力比べになってしまい、運良く相手より筋力があれば動き、相手がムキムキの巨漢だったら動かないなんて事になってしまいます。

 

この時まずどこを動かすのか?

まずは足踏みをしてみます。

足踏みが出来ないとなるともう大変です。

足は固定されてないのに出来ないというのは自分で固めているという事です。

一歩が出ない状態、このように固まっている状態を居着いていると言います。

 

常に足踏みが出来る、一歩が出せる状態。

つまり歩ける状態で技を行うというのが重要です。

 

これは心の使い方でも同じです。

一つの考え方に固執してその場を動けないとどんどんスコトーマが増えていきます。

自由に移動出来る状態を維持したいという事です。