感じきるから佇むへ
慌ただしい日常の中に埋没していました。
梅雨の季節が到来でうっとうしさが増すのでしょうかね？
わたしは令和を迎えて、この世ではかつてないピンチを味わってます。
数年前のわたしであれば、きっと重度のウツに陥ることでしょう。
恐ろしいほどの大きな動揺が襲ってくるのですが
それを感じきるようにしていました。
そんな日を過ごしているうちに
まるで憑き物が落ちたかのように
心が軽くなるのでした。
歯を食いしばるかのように頑張ってきた自分をも受けいれて
それを容認したときに湿った曇り空とは。
対照的な清涼感が顕れました。
罠にはまるまいと警戒していたのですが
その罠もありませんでした。
いろんな感情がやってくるのですが
肌に触れる風と大して差はありません。
ただ、そこに吹かれてたたずめば良いのです。
癒やしは起こす物ではなく、いつもそこにありました。
子どもの頃を思い出してみてください。
そこにある何かでいつも物語を繰り広げ遊んでいました。
右手と左手で、指遊び手遊び。
まったくの無邪気さです。
大人と呼ばれる年齢になって、無邪気さを失ってしまったものだとばかり
思い込んでいたのですが、それもとても傲慢な考えでした。
神の御前では誰もが無邪気なものです。
無邪気に遊ぶ姿を笑みを浮かべて見守ってくださいます。
そして、その時を迎えるまでいつものように過ごしていくだけです。
きょうもお読みくださりありがとうございます。
森有規（もりゆうき）
余裕を失ってしまったあなたの気持ちに寄り添っていくのが
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