組織変化に迫られ、目指すところを定めたいと切実に模索している方。
組織変革のリーダーのために情報提供させていただきます
文字の説明を見ると複雑に感じますが、一度手順を覚えてしまえば、楽しみながらすすめられる方法だと
実感できるでしょう。
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組織のミッションにかかわる
『キャッチフレーズ』の作り方
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□■ 以下の手順でお伝えします ■□
(1) メリット
(2) ポイント
(3) 具体的手法
①ワールドカフェ
②ブレインストーミング
(4) 言葉をつなげてキャッチフレーズを作る
(5) 出来上がったものをきれいな作品に仕上げる
(1)メリット
私達の手でミッションにかかわるキャッチフレーズを作ることは、深い意義があります。
短い言葉の中にこめられた深い意味を
自分たちでよく理解できるです。
そのためには、作り上げる過程がとても大切です。
そして、出来上がったものを常に見える位置に貼っておくと
モチベーションの維持につながります。
(2)ポイント
「ミッション」=「存在意義」をあらわします。
以下のキーワードが揃うとミッションを表す文章になります。
1.「誰」の
2.「どんな期待」に対して、
3.「何を提供するか?」
(3)具体的手法
様々な方法があると思いますが、
私はファシリテーションを使った方法を提案させていただいております。
今回は二つの手法を組み合わせた方法をご紹介します。
(その時々で違います。)
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①「ワールドカフェ」の後に
②「ブレインストーミング」を行う
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①ワールドカフェ
<目的>
結論を出すのではなく、自由に話すことでたくさんの言葉を広げます。
<確認事項>
空間の演出、ルール作り、進行、時間配分
具体的な進め方はこちらをご覧ください。↓
※ダイアログBar 西村勇也様著(掲載の許可をいただいております。)
ワールドカフェの準備と手順のマニュアル(ダウンロード)
→ http://bit.ly/gO022S 個人情報の登録が必要です。
■抽象度を上げた問いにします。
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1、強みに関する問い (例)「 お客様に喜ばれて嬉しかった時はどんな時ですか? 」
2、存在意義に関する問い(例)「 私たちが関わることでお客様はどんな風に変化しましたか? 」
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ワールドカフェの例
②ブレインストーミング (個人で行う場合はここからスタート)
■抽象度を下げた問いにして、三回行います。(ダイレクトにミッションに関わる三つの問い)
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1.「誰」の (問いの例 「私達はどんな人達に貢献したいですか?」)
2.「どんな期待」対して、 (問いの例 「私達はどんな期待に応えられますか?」 )
3.「何を提供するか?」 (問いの例 「私達は、何を提供できそうですか?」 )
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※「問い」のちょっとしたニュアンスで出てくる言葉がまったく異なります。
色々試しながら、ぴったりの言葉がたくさん出てくる「問い」を何度も作成してみてください。
その過程でもたくさんの発見があります。
1.「誰」の(問いの例「私達はどんな人達に貢献したいですか?」)
2.「どんな期待」対して(問いの例「私達はどんな期待に応えられますか?」)
3.「何を提供」するか?(問いの例「私達は、何を提供できそうですか?」)
(4)言葉をつなげてキャッチフレーズを作る
1.ブレインストーミングで出てきた言葉をカテゴリー分けして見やすく整理する。
2.1~3から一枚ずつ、キャッチフレーズとして意味がつながりそうな付箋紙を選びます。
3.グループのメンバーで一人一つのキャッチフレーズを作ります。(10分くらいで)
4.出来上がったキャッチフレーズを隣りの人に送ります。(三つの付箋をつけたまま)
順番を変える。直感で思い浮かんだ言葉を足す。「英語の動詞の意味」から言葉を拾う。
語尾の勢い、ニュアンスを変化させながら別なキャッチフレーズを作成します。
5.隣りの人に送る事を何度か続けているうちに、かなりの数のキャッチフレーズができあがります。
(一日で100個作るくらいの気持ちでチャレンジする。)
6.どのキャッチフレーズがぴったりくるか話し合います。
・作業に没頭していると近視眼になりがちなので、基本である「ミッション」に必要なことを確認します。
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1.「誰」の
2.「どんな期待」対して、
3.「何を提供するか?」
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出来上がったたくさんのキャッチフレーズを、壁にはってみたり、休み時間に立ち話したり俯瞰しながら、眺めると、
直感がさえて、より良い選定ができます。
(5)できあがったものをきれいな作品に仕上げる
できあがったすてきなキャッチフレーズは、きれいに清書する。
(イラストの上手な社員に描いてもらう、など)
いつでも思いを共有できるよう、みんなの見るところに貼っておいてください!
展示例
------------【参考】--------------
◎コピーライターやコンサルタントから提供されたキャッチコピーが気に入った場合。
何が琴線に触れたのかについて話し合うことによって、
自分たちで作り上げた時のような納得感を得ることができます。
話し合った結果「やっぱり違った」と、感じる場合、
・何が違ったのか?
・どのように変えると納得がいくのか?
という問いで、話し合い明確にしていくと、より一層の納得いくものが出来上がります。
違和感を感じるから「ダメ」ということではなくそこから発見することに大きな意義があります。
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みなさま達ご自身で出来るようになることを最終的な目標とし、
私が直接伺って、研修・コンサルティングをさせていただくことも可能です。
【お問い合わせ】
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