ボールポゼッションはスペイン52%、イタリア48%・・・この数字だけを見ればイタリアがいかに攻撃的であったかがよく分かる。
しかしながらスペインの組み立て~仕掛け~突破は素晴らしい・・・前半の2ゴールは究極のスルーパスだった・・・つまり世界のトップレベルのサッカーは、勝負球を出せる選手がいてその先は決定力の高さがあることが見て取れる・・・スペースがなくしかもトップスピードで阿吽の呼吸の様なタイミングの良さと正確なパス・・・そしてフィニッシュ・・・。
一方、イタリアも内容が悪かった訳ではない・・・決定機もありゴールが来ていればスコアは違うものになっていたはず・・・。
イタリアにとっての不運は、負傷退場で交代枠を使いながら最後は10人で戦うことになっていましまった・・・結果から言うのは簡単だが、4対0のスコアはスペインの大勝とも言えるが、スコアほどの大差は無かったゲームだったと思う・・・。
ピルロを中心にイタリアは素晴らしいサッカーを魅せてくれた・・・戦力的な引き出しはスペインの方にあったと思うが、このイタリアのサッカーを継続して見ていきたいですね・・・・。
スペインは主要国際大会の3連覇を成し遂げた・・・スペインのサッカーはバルサだと言われるが、メッシがいるわけでもなくスペイン全体の勝利と言える・・・代表チームを指揮する名将デル・ボスケ監督は、チームをよくまとめこの偉業を達成したのは凄いことである。
指導者のタイプはいろいろあるがデル・ボスケ監督のチーム作りの手法は我々に多くのことを学ばせてくれるに違いない・・・敗戦の将となったプランデッリ監督からも学ぶことがある・・・かつてのイタリアのサッカーから進化させた攻撃的なサッカーは今大会の大きなサプライズであった・・・。
世界のサッカーは進化している・・・正確なジャッジと多くのプレイオプション、個々とグループのコンビネーションプレイはまるでバスケットのような精度の高さと連携である・・・。選手たちは、自分達自身で判断しプレイを決断している・・・それをチームの中で共有しハイスピードの中で目標に到達している・・・。
今大会で特に感じたのは、決定力もそうだが、「勝負球の精度」はかなり高かった気がする・・・。一瞬の判断と実行する決断力、パスの精度(方向、高さ、スピード、タイミング)は高次元である・・・。
攻守の切り替えが早く、攻撃面ではポジションを変えて流動的にその状況に必要なプレイが求められている・・・。
決められた形ではなく応用問題の連続でありその処理能力が必要とされている・・・育成年代からの課題である・・・。
守備面では特にGKの存在が大きい・・・強いチームはGKを見れば分かりますね・・・。
モダンサッカーは、アメーバのようなフォーメーションであり、応用問題を解いていける頭脳とすべての状況でプレイできる多様性であり、創造性や正確性がスピーディに発揮されていることである・・・。
日本のサッカーもますます面白くなりますね!!!