3.11の震災の後も
余震が続いて
また帰れなくなったら
どうしようと思った私は
会社にしばらく
自宅勤務させて欲しいと
お願いしました。
しかし、
やはり出社しないと
ということで断られました。
会社としては仕方のない
ことだとわかりますが
その時の私は、
娘を守れないのではないかと
とても不安になりました。
それと同時に、
働く時間も場所も
コントロールできない
会社にしか依存できない
自分に対して
大きなショックを受けました。
これからもずっとこうした働き方、
生き方でいいのだろうか？
そんなのは絶対に嫌だ！
と思ったのです。
しかし、そうはいっても
すぐに仕事も生き方も
変えることができず、
3年ほどが経って行きました。
すると、
持病のアトピーが
だんだん悪化し
外出するのも大変に
なってきたのです。
朝も起きるのがしんどくなり
ついには仕事を辞めて
しばらく自宅療養する
ことにしました。
しかし、辞めた途端に
アトピーが爆発し
本当に一歩も外に出られなく
なってしまったのです。
顔が真っ赤になって
パンパンに腫れ上がり
目も口もほとんど
開けられない。
顔の皮膚は溶けて
ヌルヌルになり
全身にドロドロの
状態が広がって
いきました。
毎日毎日、耐え難い全身のかゆみと
ベタベタの浸出液にまみれて
家にいるだけの生活でした。
そんな時に
転機がやってきました。
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