昨日のお昼ご飯は何を食べましたか?
美味しかったですか?
僕はカレーを食べました。
とても美味しかったです。
でも
「どんな味?」
って聞かれても
「普通のカレーの感じ」
としか答えられません。
美味しかったのは覚えているけど、
どんな味だったか覚えていません。
調べたところによると、
人間は「感情」は忘れにくく、
「感覚」は忘れやすいみたいです。
「楽しい・くやしい・悲しい」という感情より
「痛い・匂い・おいしい」などの感覚は
忘れてしまいやすいんです。
試しに、身体のどこでもいいので
「痛い」って思うまでツネってください。
今は痛いと思っても、
このブログを読み終わるときには
痛かったのは覚えているけど
「どんな痛み」だったのか覚えていません。
試合でベストを出した時の「嬉しさ」や
ダメだった日の「くやしさ」は、
何歳になっても忘れることはありません。
でも、
自己ベストを出した時の「感覚」を
あなたは今はっきりと思い出せますか?
「あの合宿つらかったよねー」とか
「負けたくない」って思ったことよりも
半年前の自分の「走りの感覚」や、
走り終わったあとの「肺のキツさ」は
なかなか思い出せないと思います。
今回のブログでは、
何もしなければ一瞬で
忘れてしまう運動の「感覚」を
すぐ“あること”をやるだけで
いつでも思い出せるようにできる
とっておきの方法を教えます。
この方法をつかえば、
いつでもベストのときの
感覚を思い出すことができ、
常にパフォーマンスの高いレースを
安定して走れるようになります。
その「安定した強さ」があれば、
顧問の先生も
迷うことなくリレーの選手に
あなたを選んでくれるでしょう。
ちょっとやそっと練習をサボっても
「感覚」を失うことはありません。
逆に、この方法を知らなければ、
せっかく出来た「良い感覚」も
次のレースではもう覚えていません。
良い時も悪い時もある
あなたの調子の不安定さでは、
リレーの選手として選ぶのを
ためらってしまいます。
スランプになったときは、
いい感覚を忘れてしまっているせいで
抜け出せることはないでしょう。
調子が下がれば
選手にもなれないかもしれません。
友達が走るレースを
ずっとスタンドでみたいですか?
応援だけで満足できますか?
そんなわけないですよね?
もしも、あなたが
「試合にも出れなくても、
楽しく陸上できればいい。」
そのくらいの気持ちなら、
この方法は必要ないのかもしれません。
僕も強くなりたい人だけに
このブログを書いているつもりです。
やる気がある人は大歓迎です。
・今の自分を少しでも変えたい。
・速くなって「すごいね」と褒められたい。
・「自分はよく頑張った」と胸をはりたい
そんな”強い想いがある人”だけ
これから書く方法をやってみてください。
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たった”1つ”の「感覚の記憶術」
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あなたはレースの後、
いい時には「よかったよかった」
ダメだった時には「くやしい」と
感情だけを振り返っていませんか?
レースの感覚を覚えているうちに
「感覚を振り返る」
これを忘れていませんか?
ゴールして、
腰のゼッケンを外している時から
どんどん感覚の記憶は
失われていきます。
練習のときも試合の時も
走り終わったら、すぐに
「感覚を振り返る」ことをしてください。
そして、感覚を記憶してください。
強くなりたいあなたのために、
忘れてしまいやすい感覚でも
簡単に覚えられる【裏ワザ】があります。
それは、
“感覚を「言語化」すること”
走ったらすぐに、
よかったこと悪かったことを
出来るだけくわしく
『言葉』にしてください。
自分の言葉であらわしてください。
この漫画を読んでください↓
どうですか?
"実際には食べたこともないのに"
味わってしまったような感覚に
なりませんでしたか?
味が伝わりましたよね?
このくらい細かく
言葉にしてみてください。
これだけ感覚をくわしく
言葉にすることが出来たら、
ノートに書いて練習前や
試合の時に読むだけで、
身体の中に
イメージが流れ込んできます。
安定し実力を出せれば試合前に
弱気になることもありません。
※感覚を言葉にしたら、
ノートに書いておいてください。
あなただけの『感覚辞書』です。
でも、もしこれが出来なければ
つねに感覚は不安定で、
成功するか失敗するかは
ただの「運任せ」になってしまいます。
そんな「イチかバチか」の選手に
なりたくないと思っている、
「実力で勝ち続ける」強い選手に
なりたいと思うのなら、
今から↓をやってみてください。
ワーク:
「接地の感覚」をできるだけ詳しく
この記事のコメント欄に書いてください。
「どこから着くのか」
「どのようなイメージなのか」
「衝撃はどこにくるか」など
なるべく多くの「感覚」を書いて
読んだ人が「思わずやった気になる」くらい
具体的に書いてみましょう!
あなたの感覚を読むのを
楽しみに待っています。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。