【「孫子」をまなぶ：18】１つにまとまっていますか？

武田信玄、吉田松陰、ビル・ゲイツ、
孫正義など著名人にファンも多い
中国春秋時代の兵法書である「孫子」
を毎週学んでいくシリーズ。

ビジネスや人生で勝つための戦略書の
原点であり、考え方・行い方・組織の
あり方・人材活用論などをともに
学んでいきましょう！

第18回の今回は
「大きな組織で戦うために」です。

大きな軍隊で戦う際には「技術」
が大事だと孫子はいいます。

技術とは

・上位部隊が崩れても
　下位部隊がカバーするなどの
　部内の編成の技術

・旗や太鼓などをつかった
　指令の伝達技術

・敵軍と同質な戦法（正）と
　異質な戦法（奇）の運用術

・手薄な戦備に対して
　充実の戦備で攻め込む戦術

などです。

大軍を率いて勝利をえるには
こういった細かで目に見えぬ技術が
隅々まで浸透し、機能する状況に
あることが重要ということですね。

こういった技術を使うことで
軍全体を
１つの大きなまとまりとして
組織全体で戦うことができるから
強いということです。

ビジネスでも
やはり組織全体がまとまっていれば
強いですよね。

ただ、多様な人がいる中でそれを
１つにするのは簡単ではないです。

たとえば

・組織体制
・指示や号令のかけかた
・組織としての営業戦略

などが明確で的確だと
全体が１つになって動ける
可能性は高まりますよね。

どうやったら１つの集団として
強く戦えるのか、
大事なテーマです。

本日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。