大河ドラマアンコール「黄金の日日」
初回放送の前夜からなんだか緊張気味でした。
1978年に放送されたこのドラマ、絶対に全話見逃すもんか!の緊張感です。笑
「黄金の日日」は商人の目から描く戦国時代の物語です。
商人たちが、信長、秀吉、家康とどのように戦っていくのか、
三英傑が脇役っていうんだから、おもしろいでしょう。
物語の舞台は堺。
街自体がお城みたいに堀に囲まれて、特別自治区になっていたり、
商人たちが会議を開いて物事を決める自治的な運営をしてたり、
南蛮貿易などで富に富んだ堺の街には新しい武器がそろっていたり。
がちがちの封建時代の中でなんと文化が新しいんだ、堺って街は!
武将たちが堺に圧力をかけるのは当たり前かもしれません。
第一回は、信長軍包囲。
信長軍が堺を包囲し、全滅されたくなければ金を出せ!と脅しをかける。
金を出すか、戦を仕掛けるか、信長の怖さはまだ誰も知らない時代です。
商人たちの議論が続く中、千利休が一計を案じて隠密作戦が始まる。
その隠密行動に加わるのが、この物語の主役、後の納屋助左衛門。
そして、深く濃い友情を育むことになる石川五右衛門と杉谷善住坊との出会い。
やっぱり、最初っからおもしろいわ!
商人たちが、信長、秀吉、家康とどのように戦っていくのか、
まだ見たことない人たちにもぜひぜひ見てもらいたいです。
「麒麟がくる」とほぼ同じ時代なので、麒麟好きの方なら復習の必要はありません。
ってか、余計にどういう時代が背景にあったのかがよくわかります。
もう亡くなってしまった名優さんたちの輝かしい演技も必見。
特に、根津甚八さんが演じる石川五右衛門はぜひぜひご堪能いただきたい。
かっこいいですよ~