こんばんは。行政書士・メンタルコーチの岩本美恵子です。
確定申告時期ですので、再度アップします。
開業届についていろいろと聞かれますが、
私は「開業届を出さないほうが良いよ」
と薦めているわけではありません。
本当に、今、開業ですか?
起業する覚悟はありますか?
ということ。
そんなことを書くと、なんと固っ苦しいと感じる方もいるかもしれません。
でも、私は、
起業するからには本気で取り組んで欲しいと思うのです。
「だから女性は気軽で良いよね~」なんて言われない様に・・。
男性の場合、もしくは、シングル女性の場合、
「その事業で生活が出来る黒字を出す!」
というのが大前提だと思います。
ただ、ご主人がいる女性の場合、そこまでがっつり稼がなくても・・・
って思う方も多いかな?
趣味や特技を活かしてお金を得ることは素晴らしいと思います。
決して否定しているわけではありません。
ただ、開業届を出すということは事業主になるわけですから
場合によっては夫の扶養から外れなければならない場合もあります。
所得金額に関係なく、事業を始めた時点でアウトという会社もあります。
また、創業時だから受けられる補助金が開業届けを以前に出してしまった為に
受けられないこともあります。
仲間の税理士と話していましたが、
最初に設備に投資するやり方も一つの方法だと。
この場合、しっかりと事業計画を立てることになりますから、
成り行き任せというわけにはいきません。
また、今、いわゆる「失業手当」をもらっている場合は
開業届を出した時点で受給資格はなくなります。
再就職手当もしかり(事業主として雇用した場合は別ですが)
私は、「開業届を出さずにもぐりでやれば良いよ~」と言っているわけではありません。
(なかにはそれをオススメする無責任は講座もあるようですが・・・)
起業する際は、しっかりと開業届をだして、
65万円の青色申告特別控除を受けて欲しいと思います。
そもそも、事業所得とは
「継続的にある程度の収入がある」ということ
もしも、少しお小遣い程度で一時的に収入がある場合
雑所得として
「継続的にある程度の収入が無い場合」
と申告しても良いのではないかと思います。
あくまで、私の意見ですがね。
それでもブログに書いたのは
お金のこと、ちゃんとしないで、
集客ノウハウばっかり勉強して、
なんちゃって起業が増える。
女性起業家のイメージがどんどん悪くなる。
女性起業家がますます働きにくくなる。
この負のスパイラル、何とかしたいと切実に思います。
本当にあなたが今、起業する必要があるのか?
家族の理解が得られているのか?
↑これ、とっても大事!
だって、今までの生活とは変わってくるから・・。
じっくりとご家族と話して欲しいな~。
この辺の私の昔の痛~い失敗については「起業~私の場合」シリーズをご覧ください。
そして、もし、税金面での相談など、ありましたらお声掛けくださいね。
信頼する仲間の税理士を紹介いたします。
また、起業についてモヤモヤをなんとかしたいという方、
ちょっとメンタルコーチ・行政書士の私とお話してみませんか。