今日は、

「頭の中にイメージできないこと」について。

 

 

突然ですが、例えば、「りんご」と聞いて、りんごのイメージが頭に思い浮かびますか?

 

くっきりイメージできる人、ぼんやりしている人、

実物に似たリアルなイメージな人、イラスト的な人、

見え方は人それぞれだと思いますが、

何かしらイメージできる人が多いと思います。

 

 

 

でも、私は、全く何も思い浮かびません。

目を閉じると、真っ暗。

 

 

 

ずっとそれが普通だと思っていたのですが、どうやらそれは一般的ではなかったらしい。

コンサルさんに、いろんな角度から探ってもらったけど、

・子どもの顔は浮かぶ?旦那さんの顔は?夕日は?

・今、目の前の部屋をじっと見て、目を閉じるとどう?

・部屋の端っこの直角を見て、頭の中で同じように線を引くことはできる?

・過去のことはどうやって思い出すの?

・小説を読みながら、どうやってイメージするの?

笑ってしまうほど、何も浮かばず、あるのはただの暗闇。

 

でも、もしかしたら?と思うのは、

「本当はイメージできているけど、視覚的に捉えられていないだけでは無いか?」

ということ。(視覚するというシナプスだけが切れているかも?)

子供の顔とか、複雑なものは難しいけれど、

夕日とか海とか漠然とした大きなものは、

過去見た風景がなんとなくそこに浮かんでいる感覚はある。

山は?と聞かれると、筑波山の方向に、山が見えているような気がする。

何も見えないけど。

なので、なんとなく、書くことはできる。

イメージしたものに近いイメージ画像を探すとき、イメージに合う合わないも分かる。

 

あと、自分でも不思議なのは、

・イメージとして蓄積できないのに、どうやって記憶しているのか?ということ。

全部聴覚情報として蓄積していってるのかなぁ?

 

コンサルさんには、今までにも何度かイメージできないことを伝えたことがあったのですが、

コンサルさんはコンサルさんで、

目「ここまで本当に見えてなかったんや!」

って驚き。

私は私で、

おかあさん。「ここまで本当に見えないってことは伝わらないもんなんや!」

って驚きでした。

自分と違う概念・視点のことは、伝えるのが難しいですね。
 

 

そんなFBコール後、ネットで調べたら、出てきました!

頭の中でイメージできない状態のことを、

「アファンタジア」

というらしい!

 

<抜粋>

一部の人たちは自らの想像やイメージを視覚化できないことがあるとのこと。研究ではその状態を「アファンタジア」と呼んでいます。

 

リンク→pk 頭の中で人物や風景を思い描くことができない「Aphantasia(アファンタジア)」とは?

 

 

BBCの記者が「婚約者のことを思い描こうとするとどうなるか」と質問したところ、「それは最も説明しづらい質問です。僕が婚約者のことを考えても、頭の中に彼女の姿は浮かびません。しかし、今日会った私の婚約者が茶色い髪の毛をピンで止めていたことは分かります。それは今日の彼女の姿を思い出して説明しているのではなく、『彼女がピンをつけていた』という特徴を思い出しているのです」と話しました。

 

「姿を思い出して説明しているのではなく、特徴を思い出している」という説明、

その通りなんだけど、どうやって思い出しているのかが、自分としては不思議。

イメージといて思い出しているわけではないので、

漢字練習したときに手が覚えたように、

目か?脳が?覚えているのでしょうか??

 

 

そんなアファンタジア。

先天的な場合と、外科手術による影響の場合があり、詳細はまだ解明されていないらしい。

 

リンク→pk心の目が使えない。記憶の中から目にした光景を思いだすことができない「アファンタジア」という症状

自覚症状がある人は、意外といる…とのことなので、

私もそうだよー!って方いらっしゃったら、ぜひコメントを!!

今度、アファンタジアあるあるを語りましょう!!

 

あるある例)

・眠れないときに、羊が1匹、2匹…と言われても、何も思い浮かばなかった。

・ピンクの像を思い浮かべないでください。という心理学テスト。

 思い浮かべてくださいって言われても、思い浮かびません。

・視点は常にストリートビュー!

 

 


<参考>

■概念・視点とは?

リンク→pk■ 研究「視点と概念」はどこにカテゴライズされる?