超コンサルタント養成講座で学んでいる基礎の基礎は、人の構造を解析すること。

その解析項目について、紹介していきたいと思います。


 

強み発掘分析の基礎項目1「受動と能動」について。

 

受動と能動には、正確に分けると、

「完全受動、受動促進、完全能動、能動促進」の4つがあります。

 

以下、松原靖樹さんのブログより  クリック!全文はこちら

チェック(白地)完全受動
生まれた国や文化、環境、情勢など自分の力では限りなくどうしようもなく
ただ受け入れるしかない「前提」のことがある。これが人の土台や世界(観)になる。
  ↓
チェック(白地)受動促進
「うまくいく」「成果」(成果というのは成功と幸せの両方にかかる)を生み出す。
選択によって何を受け入れるかを分別することができる。そしてうまく行かせる。
  ↓
チェック(白地)完全能動
うまくいくことや成果を度外視した、自分のあり方やなされるべきものへのコミット。
選択ではなく決断に基づいて自分を形作っていく行い。
  ↓
チェック(白地)能動促進
知覚外へと自分を進ませる。選択や決断を必要とせず、偶然など意に添わず踏み出る世界。
知覚外の知覚や、ネットワーク系のつながり、複雑系の結果が生まれる。

 

ですが、ここでは、一般的に人が思う受動と能動について、書いていきます。

受動:完全受動

能動:受動促進、完全能動、能動促進

 

 

受動

 

受動とは、「他から動作・作用を及ぼされるさま。自分の意志からでなく、他に動かされてするさま」のこと。

 

人生のほとんどは、受動で作られています。

自分の外の世界は、自分ではありません。

だから、自分の思い通りにはなりません。

 

例えば、四季の移り変わり、社会のルールなど、割とかっちり決まっていることもあれば、

アバウトに決まっていることもあります。

自分のいる場所や環境、人間関係等も、多くの場合、受動で決まってきます。

 

 

本 強み発掘で「受動」と言われた方の特徴。

受動と言われた方は、外からの流れや働きかけで、よい成果を得ていることが多い方です。

例)

・もらうことが多い人。(お金、仕事、人間関係、チャンス等)

・誰かが自分のためにお膳立てしてくれることが多い人。(場所、人間関係等)

・能動(自分で何かをした)でしたことよりも、受動(誰かがしてくれた)でしてもらったことの方が、成果が大きい。(自分で稼ぐより、もらう方が額が大きい等)

 

 

本 受動と言われた方が、どうすればよいか?

1 受動でうまくいったことを書き出します。

2 成果と、5W1H(いつ、どこで、誰に、何を、なぜ、どのように)やってもらったのか?

  を分析し、受動で大きな成果が生まれやすい条件を明確にします。(流れといってもいい)

3 自分がうまくいく、受動でうまくいきやすい条件・流れを選んでいきます。

  うまくいかないのであれば、場所・環境・人間関係等を見直し、新しくします。

  つまり、「どのように受け身であればより上手くいくのか?」に取り組むということです。

4 与えてくれる人に、「もっとください。」と伝えたり、

  具体的に、「〇〇が欲しいです。」と伝える。

  与えてくれる人が、もっと与えやすくなるように整えることも有効です。

34は、受動促進になります。

 

参考に松原さんのコラムもどうぞ

リンク→pk人生を作る【一次】の生き方13 一次の生き方「2.受動的に受け入れて創られるものを創ること」

 

 

 

能動

 

能動とは、「自分から他へはたらきかけるさま」のこと。

 

自分から外の世界に向かって働きかけを行えばうまくいく、ということです。

だから能動はどんな場合もうまくいくとわかっていることに対してより使われます。

能動の一番大事なことは、

うまくいくことだけを、積極的に、自発的に、結果が取れるまでやるということです。

 

 

本 強み発掘で「能動」と言われた方の特徴。

能動と言われた方は、自分が動くことで、よい成果を得ていることが多い方です。

受動促進(受動でうまくいくことをもっとうまくいくように働きかけること)も含み、ほとんどの方はこれにあたります。

完全能動・能動促進は、成果は関係なしに、自分から動いていくことです。

 

例)

・自分から動くことで成果を得る人。(お金、仕事、人間関係、チャンス等)

・受動(誰かがしてくれた)でしてもらったことよりも、能動(自分で何かをした)でしたことの方が、成果が大きい。(もらうより、自分で稼ぐ方が額が大きい等)

 

 

本 能動と言われた方が、どうすればよいか?

1 まずは、受動促進から始めます。(受動の項目の14)

2 受動促進をやりきったら、能動をやります。

  最初は、確率が高い能動が何か?ということを知るために、数を打ちます。

3 数を打ち、結果に対して確率が高い対象や、

  確率が高い方法や、確率が高い時期が見えてきたら、そこに能動を集中させます。

 

参考に松原さんのコラムもどうぞ

リンク→pk能動の確率を知る それも短期と中期