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【募集】分析理論で徹底的にアナタを解析する180分ロングコンサルティング

で解析する項目について、紹介していきたいと思います。


 

今日は「正当化」するブロックの続きです。

リンク→pk 前半はこちら:【コンサル解析項目18】20の正当化ブロック(前半1〜10)

 

 

 

[11]ジプシーブロック

 

行動していれば自分はやっている。

「やっている自分」がいるのだから誰も否定できないという正当化ブロック。

行動中毒になり、行動する対象になる物事が同じような専門分野の別の人に移り変わって行く。

医者を転々とする。セミナーを受けまくる。コンサルティングを受けまくる。

ジプシーのように土地土地を転々とするようなイメージ。

自分は回遊魚だから止まると死んでしまうといういいわけをする人が多い。

 

例)

売上をあげるために、起業塾、集客セミナー、クロージングセミナー、ブログセミナー、FBセミナー、自撮りセミナー、強み発掘、キャッシュポイントアドバイス、ファッションアドバイス、化粧アドバイス…を受けて、行動しています!

 

 

 

[12]こんなふうに考えた、考えている、「うーん」

 

考えることによって行動しない正当化をするブロック。考えていればやっている気になれる。

「納得できればできる」という誤認を含む。納得が目的になり決して結果を得られない。

結果が得られないのは筋道が通っていないからだ、というせいにする。

 

例)

講師:まずは、アメブロ1日3記事あげてください。

生徒:なんで3記事なんだろう?効果的な記事内容はなんだろう?
   何時にあげたらいいんだろう?FBからリンクは貼る必要があるのかな?

   ブログ記事の体裁は、どうやって整えるのだろう??

   アメブロ1日3記事をあげると、どうなるのか、実例を探してみよう。

   実はもっと他に効率的な方法があるんじゃないかな?

   アメブロ3記事書くためには、◯時間必要で、そのためには…

   …と考えたり、調べて、実行動にうつさない。

 

 

 

[13]イメージできない

 

「考え納得する」のが左脳的なら、イメージは右脳的。

イメージできないということを自分には向いていない、やらなくていいとする正当化ブロック。

視覚情報に長けている人に多い発言で、イメージにより結果を得るクセがついている。

新しいこと、視覚で現せないことは全てイメージできない。が、これまで人生ではできてきた。

イメージと結果はリンクしていない。

 

例)

講師:まずは、アメブロ1日3記事あげてください。

生徒:自分が毎日3記事あげられているイメージができません(TT)

 

 

 

[14]やる気はある

 

代表的な正当化ブロック。気力と体力が結びつかないことに対しての正当化。

気持ちがあればやらなくてもなんとかなる、許されると思っている。

 

例)

夫:部屋が片付いてないじゃないか!

妻:やろうと思ってます!

 

 

 

[15]自分のせい 自分が悪い、反省している、内省する

 

不都合は自分が悪いことにし、早く問題を片付けイヤな想いを避けることができるようにする。

早めに自分のせいにして、

内省、反省して悩み続けていれば自分は責任を果たしている気がするので

(自分を罰することでやっている気になる)

これ以上その問題に触れないでくれ、だって私はやっているから、という正当化ブロック。

自分のせいにすることで問題の拡大を防ぎ、しかも人生を生きている気分になれる。

 

被害者意識もここに入る。自分のせいにする拡大版。

なにか不都合な物事が起こったときに、

いつも自分が被害者になれば「こんなに可哀想な自分」なので

同情や手助けを借りることができる。借りていい。

相手への攻撃に転化する正当化ブロックを同時に使う。

「これやっておいて」と言われても自分が「押し付けられた」などの被害者になれば、

相手を加害者にする。加害者にすることで攻撃している。

その「証拠」をどんどんためて

「いつもこんな被害に遭っている」ということで相手をDVにしたり

社会的証拠をそろえることで被害強化し、見事不幸な被害者が証明される。

 

例)

・子どもが言うことを聞かないのは、私の育て方が悪かったせいだ。

 どこが悪かったんだろう?どうすればいいんだろう?

 

 

 

[16]ホームラン

 

夏休みの宿題をギリギリにならないとやらないタイプの人は、

マイナスからプラスに転じるブロックがあり、

それによって自分で/人から認められ「できた自分」「大丈夫な自分」「強みを使う自分」

として自分の行動のやり方を正当化する。

ホームランを打って勝てば文句はないだろう?という正当化。

 

崖っぷちや大きなピンチで「失敗が許されないとき」に「強みを使う」。

(二次的強み)

この場合、強みを使えているからいいのではなく、

強みを使うこと自体に正当化ブロックのポイントがある。

 

例)

・(もっと早くから告知できたのに)昨日1日の告知で、満席にできました!

 

 

 

[17]使命、役割

 

何かの使命や役割によって自分を正当化するブロック。「意味づけ」することがポイント。

意味があれば自分がやっていける気がするから。

生まれてきた意味・・・使命は○○だから・・・。

自分のこの仕事の役割は○○だから・・・といういいわけ人生を送っている。

人に役割や使命を言いふらしたり、その価値を広げようとしているのも同じ。

人に意味を説明し啓発する人も同じ。それをすることで自分の考え、行為、行動を正当化する。

 

例)

・私は母(妻)なので、子どもを立派に育てる義務がある。

 だから、起業したいけど、時間が取れないのはしょうがない。

 

 

 

[18]新しいチャレンジ

 

新しいチャレンジ、トライ、未知の世界への駆け出しをすることで

「自分はこんなにやっている」ことを証明する正当化ブロック。

保守的な人に腹を立て、嫌う傾向がある。行動的な人に多い。

新しいことにトライする背景に「今のままの自分ではいけないから」

という思い込みがあることが多い。

勢いがあるので人から指摘されにくい、指摘されても行動と結果で示すことができる

という前提を持つことが多い。

 

例)

・(何もしていない自分には価値がないから)起業にチャレンジしています。

 

 

 

[19]脳内変換

 

脳内変換は正当化の中でも最もスムーズに、自己中心的に自分を正当化するブロック。

人が言っている言葉、単語をそのまま受け取らず、自分の言葉、単語に変換して受け取る。

ネガティブな場合だと「ちょっと静かにして」→「うるさいと言った」などの変換が起こる。

大抵の場合、自分の自分に対する価値観によって変換するので、

被害者意識が強ければ被害者に、

人から認められないと思っていればそのよう(「静かに」→「あっち行って」)に受け取る。

 

ポジティブな場合は相手のことを理解、共感するために脳内変換する。

自分の専門分野の考え方や、別の実例を話したり、「○○ということ?」と会話して変換する。

ネガティブもポジティブも、元の話の原形は残っておらず、

相手の意図を自分の都合のいいように曲げる。

曲げたこと自体を正当化するブロックとなっている。

 

例)

・「ちょっと静かにして」→「うるさいと言った」

・「静かに」→「あっち行って」

・「秋葉原駅で待ち合わせ」→「アイドルのお店がいっぱいあるところで待ち合わせね」

 

 

 

[20]強みを使い自分らしくいきている

 

自分らしく生きていることは正当化に使える。

自分らしく生きているからいいじゃないか!ブロック。

逆次ともいう。

強みを複合的に使いまくり、簡単に大きな成果を取れまくっている。

強み以外の資質も使って自分らしく成功し、幸せも手に入っている。

人間関係も良い。お金、ラブにも恵まれている。

 

そうやって自分らしい自分を作らなければならないのは、そうでない自分を拒絶否定するから

そこがブロックになっている。

自分らしい自分として生きていることそのものを正当化の材料として、

根本的な自分を拒絶しているブロックに対して発動している。

>>参考記事:人生を作る【一次】の生き方17 一次と逆次の違い

 

例)

・仕事も家庭も友人関係も何もかも、(人から見て)完璧にできあがっているが、

 なんだか自分自身は満たされていない。出来上がっているものを守るのに必死。

・仕事はうまくいっているが、家庭はボロボロ。(逆もあり)