遺すべきもの | 津田紘彰のブログ

津田紘彰のブログ

日本コーチングセンター所長の津田紘彰(つだひろあき)が、コーチングを中心に生きることや日々学ばせて頂いたことについてお話しさせて頂きます。
少しでも皆様の気づきや元気に繋がりますように。

ブログを始めました。
私が日々学んだこと、感じたことをお伝えするとともに、読んで下さった方が少しだけでも笑顔になれたり、人生を前へと進める学びや気づきがありますようにとの願いを込めて、心を込めて書かせて頂きます。
どうか宜しくお願いします。

下記は、以前Facebookに投稿したものですが、私の思いを素直に書かせて頂きました。宜しければ読んでやって下さい。


新しい里子(さとご)として、西アフリカのブルキナファソという国のファリアちゃんという4歳の可愛らしい娘さんを紹介して頂きました。
私と妻の、三人目となる里子、大切な娘です。

今後また妻と一緒に、お手紙のやり取りをしたり誕生日カードを送ったりしながら、ファリアちゃんが18歳になるまで、彼女と彼女が暮らす地域にほんの少しだけですが経済的な援助をしながら、人生に寄り添い、少しでも彼女たちの未来を応援させて頂ければと思います。

後進国、という言葉は好きではありませんが、貧しい国で特に女性が負う苦しみや悲しみは、筆舌に尽くし難いものがあります。

アジア圏でもマンホールチャイルドと呼ばれる何十万人もの子どもたちが、寒さを逃れるため恐ろしい悪臭と伝染病の蔓延する下水道で、ネズミに噛まれ、虫やゴキブリにたかられて病気や貧困と戦いながら、何とか今日を生きています。

最近も、フィリピンやアフリカで、煙と悪臭の立ち込める猛毒のゴミの山から生活物資を毎日掘り起こして生きている子どもたちの映像を見させて頂いたのですが、体内が毒に侵されて深刻な皮膚病や身体障害を患い、苦しむ子どもたちの姿に胸が張り裂けそうな思いでした。

女の子たちがある程度の年齢になって生きる道は、そしてその後辿る人生は、推して知るべし、ですね。

尊敬する池間哲郎先生の代表的著書のタイトルが、そんな子どもたちの現状を表して下さっています。

「あなたの夢は何ですか?私の夢は、大人になるまで生きることです」

私たちが生きている間に、世界からそんな悲しみを無くすことは出来るでしょうか。

息子たちが大きくなったとき、「どうしてお父さんたちは、自分のことしか考えずにこんなに地球にひどいことをしたの?どうしてこんな世界にしてしまったの?」と問いかけられた時、私は苦しい言い訳をするのでしょうか。

ごめん、お父さん、お父さんなりに頑張ったんだ、でも間に合わなかったんだ…とか。

お金や財産は、あの世に持っていけません。
持っていけるのは思い出だけですね。

いつかこの世を去る時に、我が人生悔い無し、と笑って逝きたいものです。
そして残していくのは家やクルマや財産ではなく、記憶と愛と、美しい地球。

それ以上のものがあるでしょうか。

ひたすらに日々、己を修め、コーチング事業を通して、どなたかの幸せな人生を創り、子どもたちと地球の未来を守る。

それが私の夢です。

可愛いファリアちゃんの成長と幸せを、家族皆で祈りながら、共に歩んでゆきたいですね(^^)