コーチングって難しいと思われている方もいらっしゃるかもしれません。
 
私のようにコーチになって、仕事とするならば沢山のトレーニングを受けて、しっかりと学ぶ必要がありますが、日常のコミュニケーションでコーチングを活かしたいという場合は、少しだけ意識すれば使えます。
 
意識することは、相手の話を聞くこと、相手の問題を自分が解決しないことです。
 
具体的には、相手の可能性を信じて話を最後まで良く聞き、質問し、相手に考えていただき
「今の仕事がなかなか上手くいかないのですが、どうやったら上手くいきますか?」
 
なんてことを言われたら、普通の会話の場合、あれしたら?これしたら?これはどう?それはどう?とアドバイスをすると思います。
 
せっかく自分に相談してくれたのだから、解決してあげなくてはとか、役に立たなくてはと、相手の問題を自分が解決する。
 
コーチングでは、相手の問題は、本人が解決できる力を持っているという前提で会話をします。
 
「上手くいかない理由を思いつく限り、出して頂けますか?」
「あなたにとって、上手くいくとはどのような状態ですか?」
 
というように、本人に考えて頂き、答えを自分の中から探して欲しいのです。
自分の問題は必ず自分で何とかできる!と思っていただききたいのです。
 
とは言え、私たちは自分で考えて行動すると教わっていながらも、なかなか上手くいきません。
 
その方法をあなたの中から引き出すことがコーチングであり、それをサポートするのがコーチです。