テニスの試合に出るために、Aさんに一緒にペアーを組んで頂けないかとお願いしたところ、あっさりと断られました。

その理由は、試合に出るエネルギーを他のことに使いたいからだそうです。

「テニスの試合で勝ち負けの勝負をするのなら、私は他の分野で勝負をしたいと思っています」

と。

なるほど~とすごく納得しちゃいました。

他の分野で勝負をする!

いい言葉だな~と思いました。

Aさんは、他に勝負をしたい分野を持っていらっしゃるんですね。

Aさんがテニスをやる目的は明確です。

楽しく汗を流せればいい。

今までにいろいろな人から試合のお誘いが来たそうですが、かれこれ10年も断り続けているそうです。

とてもお上手なので、もったいないなと私は思ってしまうのですが、ご本人はあっさり。

まさに軸がぶれないAさんです。

ふと、私はなぜそこまでテニスをするのかと考えました。

これってニーズ(内的欲求)なんですよね。

気持ちがざわざわして、いてもたってもいられなくなるほど、手に入れたいこと、満たしたいことです。

テニスに関する私のニーズは、強く上手くなりたい!ですね。

まずはそこなんです。

だから私も試合に出て勝つ!というニーズは、今はありません。

今は・・・と書いたのは、ニーズはその都度変わるからです。

今はないけれど、明日には出てくるかもしれません。

そして一度ニーズが出ると、満たされるまでもやもや、ざわざわし続けます。

私たちには必ずニーズがあります。

ニーズは悪いものではなく、私たちのやる気の原動力になります。

ニーズがあるから人は行動を起こします。

美しくありたいとか、いつまでも元気でありたいとかね。