森林セラピー®を検索すると
『科学的な証拠に裏付けされた森林浴のこと』と書かれている
一方、※¹自然セラピーの研究目的は明確でも
(自然セラピーの)定義はまず森林セラピー®ありきで
未だ明確ではないように思われる
『超体感 熊野古道 神秘の旅』
(2019年1月1日NHK放送)を見た。
自然という概念ができるずっと前に
日本では、神秘的な巨石、巨木、滝を神格化し崇拝するようになった。
柳原白蓮の句ではないが
これら大自然の前では、
子どもでさえ、ただ手を合わせ祈るだけである
大自然には力強い恒常性(ホメオタシス)があり
元に戻そうとする氣が働いている
例えば、心拍数が上がっていたとしても
森に入ると1/fのゆらぎに同期化する。
人間と自然がシンクロニシティを起こすことで
場のエネルギー(=自然治癒力)が高い自然から人間へと
チャージされて予防医学的効果が高まるのだと思う
神秘的な自然を目にして、
畏敬の念が湧き出でた時
感動は心の中心、魂の奥底、真我に届く
その体感は”超気持ちいい”のだ
熊野古道巡礼の旅は、
ただ歩くことで無心になり心が洗われて
絶好の自然セラピーでもあったと思う。
自然セラピーの科学 ―予防医学的効果の検証と解明―
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千葉大学 宮崎良文医学博士著
※¹自然セラピー研究の目的は、
自然環境(要素)がもたらす生理的リラックス
ならびに免疫機能改善効果を明らかにし、
自然セラピーが持つ予防医学的効果を明らかにすることである。
また、そもそもセラピー(therapy)とは
薬や手術などによらな心理療法や物理療法をいう。